自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

産卵! アカタテハ(その3)

2020-04-09 | アカタテハ

今回は産卵風景をご紹介します。

地面で芽を出した新芽に産卵中です。腹端を葉の表面に付けています。

 

腹を上げると,そこには卵が一つ。

 

石垣の最上部。背伸びをしながら撮影。

 

石垣の上の方,石の隙間から新芽が出ています。ここにも産卵。

 

とにかく,この産卵行動がずっと続きました。たぶん孵化も複数確認できるでしょう。

 


モンシロチョウ,盛んに産卵

2020-04-09 | モンシロチョウ

モンシロチョウの舞う季節になりました。

畑にはキャベツやブロッコリーの株が残ったままになっています。そこから脇芽が伸び,新しい葉が次々に出てきます。それを産卵場所と心得て,モンシロチョウがたくさん訪れています。

見ていると,さっさと産卵します。卵を産むために,つまり子孫を残すために生まれてきたことがよくわかります。

去ったあとを見ると,卵がちゃんと産付されています。

 

もっと葉を調べると,あちこちに産み付けられているのがわかります。

 

なかには,産み付けられてから日が経ったものもあります。色が黄色っぽいので,ちがいがわかります。

 

放っておくと,幼虫が誕生して農家には害虫として嫌がられる存在です。わたしは適当に野菜を残して,観察することにしています。ありふれたチョウでも,いのちの観察につながるものは観察者のこころを引き付けるものです。