自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

春! 虫の目写真シリーズ(41) ~モクレン~

2020-04-26 | 

ハクモクレン,コブシが順に咲いて,締めくくりがこのモクレン。花のサイズは飛びっ切りの大。若木でもあり枝も花もその数は寂しげなのですが,それでも花一つ一つは自分の位置をどっかりと占め,堂々と咲いています。

お見事!

 

脇を鉄道が走っています。せっかくなので,電車を入れて撮ると遠近感が増します。遠い風景が見えれば電車を入れる必要はないのですが,惜しいことにスギの木立が視界を遮っています。

田舎のこと,本数はわずか。上り・下りの時刻表を頼りに,時間に合わせて撮影に出かけた結果が下写真です。

下りの電車が左からやって来ました。右のずっと奥に家と山が見えます。

 

手前の花弁にハエが一匹。

 

右から上りの電車が来ました。奥の家々も,山の稜線も入れたいと思い,シャッターを切りました。このコマに全神経を注ぎたくて単写を選択。なんとか願いが叶ったのでは?

 


カラスノエンドウとジャコウアゲハ

2020-04-26 | 昆虫と花

アゲハの庭園で,ウマノスズクサの芽が伸びてきました。これはきっと近くジャコウアゲハが羽化するぞと予感。そのとおり,今日,羽化したばかりの成虫(オス)が縁石でじっとして,翅が乾くのを待っていました。

わたしは一日,庭の雑草を抜く作業や畑仕事をしました。草引きをしているとき,成虫は石に移動して,そして舞い上がって行きました。いずれこの庭にジャコウアゲハが頻繁に訪れて産卵するでしょう。

 

時間がやや経って,畑で畝づくりをしていると,カラスノエンドウにジャコウアゲハがとまって吸蜜を開始。急いで近づいて撮影。なんとか撮れました。こちらはメスです。

 

このジャコウアゲハ,たくさんある花のうちたった二つだけで吸蜜。カラスノエンドウの蜜はお気に入りではないのかも。

昆虫と花との関係について,それも生態をできるだけくわしく見ていきたいと思っている昆虫がどのような花々を訪れるのか,わたしはいつもとても興味があります。