自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

春! 虫の目写真シリーズ(23) ~ホシノヒトミ群落の昆虫~

2020-04-02 | 

ホシノヒトミが群落をつくっています。瑠璃色の花弁が揃えばじゅうたんになります。虫を誘うのに功を奏しているのでしょう,よくよく見ると,結構訪花昆虫が目に付きます。

わたしはこれまで,ホシノヒトミと昆虫のつながりを見て来たので,ホシノヒトミ群落を見るとすぐに昆虫を探すくせがついています。

 

小さなハナバエが数匹いました。からだには花粉が付着しています。

 

ナナホシテントウは常連です。

 

なにをしているのかと思うほどせわしなく動き回ります。もちろん,アブラムシを探しているのです。

 

ホシノヒトミにはヒラタアブも訪れて,産卵もします。アブラムシがいるのを見届けて産み付けるのです。アブラムシは幼虫の大好物!

これもまた,植物と昆虫にまつわる物語です。

 


シバザクラの花と昆虫 ~ミヤマセセリ~

2020-04-02 | 昆虫と花

ミヤマセセリを見かけたので追いかけました。すると,近くに咲くシバザクラの花に降りました。何が始まるのか期待して見守っていると……。

 

花の下側に歩いて移動。なんとそこで吸蜜。吻を入れているのがわかりました。なぜわざわざそこに行ったのか,ふしぎ。

 

出てくると,舞い上がって近くの花に降りました。そこでまた吸蜜。

 

出した吻には花粉がびっしり!

 

長い吻の持ち主が訪れるのは予想できます。ミヤマセセリがこの花に来るを見たのは初めて。「ほっ,ほーっ!」の気持ちです。