自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

春! 虫の目写真シリーズ(28) ~ミヤマセセリの給水行動~

2020-04-10 | 昆虫

N公園でミヤマセセリを一頭見かけました。オスです。初めに目撃したのは水路の中。といっても,そこにはクヌギなどの落葉がたまって,じめっとしたところです。

コンデジで撮影してしばらくすると,舞い上がって近くの草地へ。今度は虫の目レンズで追いかけました。晴れた日だったのですが,このときは雲が日を隠した瞬間でした。

 

舞い上がって,また近くの枯葉の上に移動。日がパッと照り付けたときに撮影。

 

さらに,元の水路に戻りました。よく見ると給水しています。

 

すこし移動したものですから,今度はコンデジで給水行動を撮影。吻が伸びているのがよくわかります。

 

しばらくすると,またまた移動。こんなふうにその辺りを動くものの,この範囲から去ろうとはしませんでした。

 

このチョウは落ち葉の下で幼虫越冬し,春に蛹になって,間もなく羽化するらしいです。ということは,この個体は生まれて間もないってこと! わたしは幼虫も蛹も,まだ見たことがありません。チャンスが巡って来たらいいのに……。クヌギやコナラが幼虫の食樹なので,気にかけておくことにします。

 


ホシノヒトミと昆虫 ~ヤマトシジミ~

2020-04-10 | 昆虫と花

ホシノヒトミがパラパラっと咲く草地。そこは冬草が刈り払われていて,歩きやすいところです。

どこからともなくやって来たヤマトシジミがホシノヒトミに降りて吸蜜。さっそく近寄って撮影開始。

 

吻先が蜜腺に触れています。

 

チョウは別の花に移っていきました。そして吸蜜行動を続けました。

 

また移動。複眼にも花粉が付着。吻は器用に蜜を吸い上げているようです。

 

わずかな時間でしたが,わたし流の接写としては上出来です。

 

久しぶりにこの花と,このチョウとの組み合わせを目撃。ヤマトシジミに感謝,です。