自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

春! 虫の目写真シリーズ(43) ~ツバメシジミの産卵~

2020-04-28 | ツバメシジミ

仕事場の通用口のすぐ外にシロツメクサがまばらに生えています。その辺りでツバメシジミを見かけました。地面で休んでいるのを見ると,翅同士をこすり合わせる動作を繰り返しました。産卵時特有のしぐさです。これは産卵するなと思って見ていると,やっぱり! 

つい先日,近くでツバメシジミを見かけ,シロツメクサの花が咲きかけていたので,近く産卵風景を目撃できるという予感がしていたのです。

ツバメシジミは地面近くの花に降りると,すぐに卵を産む姿勢に入りました。腹部がかなり膨らんでいます。

 

チョウはいくつかの花で産卵しました。目的の花を見つける探知能力はとにかくすごいです。探し回るといった感じでなく,パッと花に向かうのですから。

 

虫の目でも撮っておこうと思い,チャレンジ。レンズに気づいた気配はなし。うまくいきました。

 

あとで花を調べると,卵がありました。

 

もちろん孵化までを追ってみるつもりです。

 


ジャコウアゲハの産卵

2020-04-28 | ジャコウアゲハ

4月27日(月)。月曜は仕事休み。昨日に引き続いて,アゲハの庭園の手入れ。

昼,そこにジャコウアゲハが産卵にやって来ました。予想どおりさっそく! 運のよいことに,印象的な場面を記録できました。ふつうはメガネをかけて撮るのに,ないままでこの写真が撮れたのはまことにラッキー! 除草してウマノスズクサだけを残しておいたのがよかったようです。

 

ジャコウアゲハはいくつかのウマノスズクサを転々としました。あちこちの草や木で,前脚で産卵場所かどうか確認する動作を繰り返しました。そのうちに,またこのウマノスズクサに戻って来ました。そうして産卵!

 

腹端を見ると,卵が出てきた瞬間であることがわかります。こういう偶然に恵まれるのはめずらしいこと。

 

産卵した葉を一枚裏返すと,この卵が!

 

産卵日時がはっきりしているので,孵化までの経過がしっかり記録できます。忙しくなります。