自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

春! 虫の目写真シリーズ(24) ~アマナ~

2020-04-03 | 

毎年,このアマナの花が咲くか咲くかと気に掛けています。今春は,知らぬ間に花を開いていました。

畔でたった一つ咲いています。

 

ここでは小群落をつくって咲いています。空と草草とが見事な色を見せています。向こうは麦畑です。

 

撮影していると,知人がトラクターで通り過ぎました。

 

晴れて,雲がすこしある日はやっぱり最高!

 


ミヤマセセリの給水

2020-04-03 | 昆虫

この春,見かけてから連続して見るのがミヤマセセリです。なにか縁がありそうな。

多少湿った地面に降りてなにかしているかなと思って見ると,給水。ミネラルを得ているのでしょう。

 

伸びた吻の様子が気に入ったので,うんと近づいて撮りました。

 

吻にピントを合わせて撮りました。どうしてここが気に入ったのか,尋ねたくなるような場面でした。

 


ミツバツツジの花と昆虫 ~オドリバエ~

2020-04-03 | 昆虫と花

山麓ではミツバツツジがあちこちで咲き出しました。花の色はこの季節,この花のシンボルです。

毎年,どんな訪花昆虫にお目にかかれるのかたのしみにしています。先日見かけたのがオドリバエのなかまです。花の奥に入って蜜を吸っていました。

 

この体型で送受粉にはあまり貢献していなさそう。蕊先にはまったくからだが触れていません。ことばはよくありませんが,“蜜泥棒”といったところでしょうか。

 

お気に入りの栄養が蜜源のほかにもあるようです。

 

山林のあちこちで花が咲いているのは種子があちこちに運ばれた結果です。一つの花が結実しても無数の種子ができます。それが水などに流されて一定の場所に落ち着きます。ほんの一個の種子でさえ,うまく芽生えて成長すれば一株の親木になります。

そんな自然の営みが山麓に見えます。