自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

福井・石川・岐阜の旅(3)~アキアカネ~

2019-10-22 | 旅行

旅の中でアキアカネを見ました。

ホワイトロードに入ったとき。トイレ休憩で停まったところに,渓谷に架かる吊り橋がありました。その手摺りにいたのがアキアカネ。近寄るとどうなるかと思いつつ,指を寄せて行きました。まったく警戒する様子なし。

 

今度は前方向から。これでもじっとしたまま。

 

別のアキアカネの頭部を接写しました。食餌中だったら,もっともっとおもしろかったのですが。

 

白川郷でも見かけました。使用レンズで近づけるまで近づいて撮りました。

 

ふつうは人が関心を寄せない,こうした風景をわたしは好んで画像記録に残しています。 

 


’19 秋,接写をたのしむ ~クビキリギス(続々)~

2019-10-22 | 昆虫

手元で観察している褐色型クビキリギスを,この際接写しておくのもよしと思い撮影開始。水泳の飛び込みを思わせるような脚の伸ばし方です。後脚を揃えるようにしてピンと後方に伸ばす独特の姿が印象的です。

 

頭部の前傾姿勢が際立ちます。

 

脚を曲げたのでさっそく前方向から撮影。いかにも節足動物という感じです。

 

頭部の尖りようは,この種特有。

 

横方向から撮りました。三角頭です。 

 

複眼をアップで撮ると,単眼の並び方がよくわかります。中央付近に黒い部分は偽瞳孔と呼ばれるもの。見る方向によって,偽瞳孔の位置は変わります。これは単眼が奥深くませ続いていて,光を反射しないために起こる現象です。カマキリなど他の昆虫にも見られる現象でもあります。どんなしくみになっているのか,くわしく知りたくなります。

 

接写は種の特徴を浮き彫りにします。