自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 秋,虫の目写真シリーズ(43)~ナツアカネ(続)~

2019-10-18 | 昆虫

我が家の隣りにある更地にて。

草が生え茂っています。ときどき持ち主が除草剤を撒かれ,草が枯れます。しかし,草は負けまいというわけか,元に戻ります。除草剤は草を一時退治したように見えて,どんでもありません。草の上をトンボたちが自在に飛びかよっています。そんな中,獲物を待つナツアカネを見かけました。小さな昆虫が飛んで来る度に追いかけています。

失敗すると,またその辺りに降りて次の獲物を待ちます。

 

背面から近づくのは比較的容易です。しかし,敏感なので注意しなくては飛んで行ってしまいます。

 

細い枯れ草にとまったとき,前から撮影したのですが,風が強くブレてしまいました。残念。風が吹いて来ても揺れない棒先にでもとまってくれればなんとか写せます。

 

 

この写真では,翅先がレンズのこちら側にまで来ています。レンズで翅を押し上げるようにして撮りました。逆光は脚の毛を浮き上がらせています。レンズ限界の接写なので,遠景がぼけています。