自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 秋,虫の目写真シリーズ(46)~ナツアカネ(さらに)~

2019-10-23 | 昆虫

アゲハの庭園に立てているタケの支柱は,どうやらトンボにとって格好の監視場所のよう。

昼,また別のトンボがとまっていました。もちろん,たびたび捕獲に向かうのですが,全部失敗。結局ここに戻って来るのです。翅が日を反射して光る様子を撮りたくて,数枚パチリ。

 

舞い戻って来たときを狙ってパチリ。翅がフワーッと開き加減です。

 

翅を休めているときにパチリ。

 

この支柱はなかなか役立っています。

 


シロツメクサの花とシロモンノメイガ

2019-10-23 | 昆虫と花

昨日のこと。シロツメクサの花でシロモンノメイガを見かけました。もちろん,蜜を吸いに来ていたのです。

 

シロモンノメイガは花を訪れるガとして知られていますが,どうしてか,吸蜜している具体的な画像はネットでは見かけませんでした。シロツメクサの花と,このガとの組み合わせはあったのですが,吻を伸ばして蜜を吸っているのがわかる画像は見当たらず。

わたしは,こうした場合,きっちり吻の様子を撮ろうと思います。漠然とした画像では,生態に迫る上で説得力のある画像にならないでしょう。「ここで,確かにこうしていた」という姿こそ貴重だと思うのです。

その気持ちで迫って行きました。吻が花の中に……。

 

吻の動きはほんとうに速い!

 

大きなカーブを描くことも。まるで大物のかかった釣り竿のよう。

 

ところで,ネット情報を見ているうちに「成虫は5-6月、8-9月の2度出現する。幼虫の食草は未知」とあるのを見つけました。10月の出現は時期外れといえそう。それに幼虫の食草が未知だなんて。まだ突きとめられていないのがふしぎなほど!