自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 秋,虫の目写真シリーズ(45)~ナツアカネ(続々々)~

2019-10-20 | 昆虫

本シリーズ前回に取り上げたナツアカネ記事の翌日のこと。秋空が広がり,気持ちのよい一日となりました。陽が昇ってから,マンサクの枯れ枝にナツアカネが! 今日のいるのでうれしくって撮影。

 

秋空をしっかり取り込んで撮影しました。

 

「今度は近づいて撮ろう」。そう思って,ぎりぎりまで近づきました。脚の毛も,空の雲も,ばっちり。 

 

澄み切った青空を背景にしてもう一枚。アキアカネはわたしの動きを気にしている様子はちっともなし。こういう例はもううれしくって。 

 


’19 秋,接写をたのしむ ~クビキリギス~

2019-10-20 | 昆虫

畑でクビキリギスを発見。見ると,終齢幼虫。指を触れると,なんと柔らかな! これは間違いなく脱皮後間もない証拠。

 

確かに頭部先端近くにくびれがあります。

 

クビキリギスを見るたびに,ずっと前,強力な大顎で指先を噛まれ,出血した苦い思い出が浮かんできます。「あのときは痛かったー!」。マア二度とないはずの体験でした。

これを飼育ケースに入れて飼って,脱皮を確認したいと思いました。すると,3日と17時間が経った時点で,草の根元に頭を突っ込んでいる成虫を発見。すでに脱皮を終えていました。翅の色は黒っぽい斑点のある鈍い緑色。からだは柔らかめなので,脱皮後余り時間が経過していない模様。殻は見当たりませんでした。

 

 

頭部を上に向けて撮りました。オスです。

 

部屋で撮り直しました。スタイルはなかなかのもの。

 

頭部の傾斜はこのクビキリギスを特徴づけています。

 

体色の変化を見てみようと思います。