自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

クロヒラタアブ,1月の卵(続々々)

2016-01-23 | ヒラタアブ

1月10日(日)。飼育ケースに入れた幼虫を探すと,すぐに見つかりました。ちょうどタイミングよくアブラムシを食しているところでした。

 
体長は1.3mm。自身のからだに匹敵するぐらいのアブラムシを口で持ち上げています。大した力! 自分のからだを支えるだけでもたいへんな格好! 体液を吸っているので,体内が黒っぽくなっています。

 
時間がかなり経ってから見たら,やっぱり同じように口で獲物をくわえたまま。


もっと近寄ってみれば……。

 

 
撮影している途中,獲物をパッと放しました。もうじゅうぶん体液を吸い取ったといわんばかり。

 

 
この後,飼育ケースにアブラムシの付いた葉を追加しておきました。 

 


我が家のフキノトウ

2016-01-23 | 日記

1月23日(土)。一昨日の記事と関連した話題です。

「それで,我が家ではフキノトウはあるのか。あるとすれば,どんな様子かな」。そう思って,確かめることに。フキの生えている広さは一坪余り。先日の雪は完全に解けています。枯れた葉,緑の葉が重なるように地表を覆い,地面が見えにくい状態です。

 


それで,ようく探してみました。はじめは見つかりませんでした。「それでも」と思って,探していきました。すると見つかりました。当たり前ながら,ちゃんと春の準備をしているのです。まだ硬く閉じていて,花芽はまったく見えません。

 


目が慣れてくると,あちこちで見つかりかけました。

 

 
小さくても地表ででんと構え,堂々としている様はさすがです。地下茎のたくましさを彷彿とさせます。近く,春を味わう珍味としていただくことにします。 あの独特の苦味がなんともいえず,味覚を誘います。