自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ロウバイの花と昆虫(4)

2016-01-29 | ロウバイ

1月18日(月)。昨夜から早朝にかけて雨。ロウバイは五分咲き。雨上がりの昼前,さっそく訪れていたのがツマグロキンバエ。「やっぱり」「当然」というべきほどの歓迎昆虫です。


花に入った個体を観察・撮影しました。からだに付いた花粉が光ります。


花の中で位置を変えながら餌を舐めます。このとき,オシベを完全に抱え込んだ格好です。


別の個体のからだにも花粉がどっさり。


寒い季節でも,比較的活動しやすい日中だと,ちゃんと現れるツマグロキンバエ。小型ゆえに,環境への適応性が相当に大きいのでしょう。適者生存の環境を生き抜いてこられたわけがあるはずです。