自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

冬,ツマグロヒョウモン(5)

2016-01-25 | ツマグロヒョウモン

1月25日(月)。午前8時,-5.8℃。水道が凍結すると困るので,昨夜は蛇口から水がわずかに流れるままにしておきました。台所は相当に冷え込んだとみえて,布巾が凍っていました。こんな経験はめったにありません。水道のトラブルはなし。

玄関先にはわずかに雪が積もっていました。プランターにも。幼虫はもちろんそのまま。

 
雪に囲まれてじっとしていました。


他の幼虫を見ると,昨日からまったく動いていない個体もあれば,ほんの数センチ移動しているものもありました。厳寒期でも,完全に眠りに入っているわけでもなさそうです。

今日の最低気温は-7.7℃,最高気温は6.3℃でした。 

 

 

 


マンサク,そして昆虫(2)

2016-01-25 | マンサク

1月15日(金)。厳しく冷え込んだ朝でした。地面では霜柱がずいぶん成長していました。氷のカーテンが出現,といったところ。瞬間,柱状節理を思い浮かべてしまいました。縦方向で1cmの視野です。この微細風景,毛細管現象のしわざであることを見事に物語っています。


近くにあるマンサクの枝を見ると,お馴染みのハナバエが冬芽に1匹。たぶん,寒い中ここで一夜を明かしたのでしょう。陽が当たりかけた影響なのでしょう,すこし動きかけました。

 
外界を認識しようとしているらしく,わたしの動きに応じて遠ざかろうとしました。指でそっと触れたのですが,飛び去ろうとはしませんでした。活動するには,まだ体温が不十分のようです。

 
撮影を終えた段階でも,結局,ずっとそこにいたままでした。ハエも寒さには勝てないのです。