自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

冬,ツマグロヒョウモン(4)

2016-01-24 | ツマグロヒョウモン

1月24日(日)。午前9時,-1.5℃。快晴。大寒波が来るという予報。わたしの住む地方は低温ながら降雪はどうかなといったところ。プランターに植えたパンジーの株脇にツマグロヒョウモンの幼虫が1匹。ぎゅっとかたまったような姿です。以前ここに置いていたのが,まだ無事にいてくれました。「ほっ」。

 


これを入れて今確認できている個体は6体。そのうち,道の隅に2個体。こんな低温でも,もっと低温でも,環境に対応できるしくみをちゃんと備えているということですから,スゴイ!

 

 

付け加え話を一つ。これらの写真を撮っているとき,乾燥中の野草紙の上を訪れたのがユスリカのなかま。体長5mm。寒い中,活動中なのです。


今日の最低気温,最高気温はそれぞれ-5.4℃,0.9℃でした。夜は晴れ渡って,オリオン座がきれいに見えます。ついでながら,奄美大島の名瀬では115年ぶりに降雪(みぞれ)を観測したとか。氷点下の気温にはならなかったものの,湿度がかなりあってみぞれが降ったといいます。自然現象は多様です。明日は今日よりも冷え込みそう。水道の凍結防止対策もしなくちゃ。たいへんたいへん。  

 


冬,ホシノヒトミと訪花昆虫(続々)

2016-01-24 | 昆虫と花

1月16日(土)。最低気温-4.3℃,最高気温10.0℃。昼,見たのがハナバエ。これまでに何度となく登場した昆虫です。にもかかわらず,繰り返し記事にするのは,こんなに寒くてもまだ生きて活動している成虫がいるという事実を確認しておきたいからです。ほんとうにいつまで記事にできるやら,というのが正直な気持ちです。

食餌中でしたが,わたしの気配を感じたのか,急に止めてなんとなく警戒している模様。


そのあと,わたしはそっと後ずさりをしてからぐるっと回って,ハエの後方に。

からだに付着した花粉のなんともスゴイこと。葯からこぼれ落ちた花粉のスゴイこと。ハナバエからみると,今の時季に口にできる貴重なエネルギー源なのでしょう。

 


もっと近づこうとしたら,パッと花から離れました。