自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ウマノスズクサ,どっさり自生

2015-08-05 | 植物

仕事場の事業で,参加児童の引率に携わっている際の話です。

河川の脇にアスファルト道路を歩いていると,道端にウマノスズクサの葉を発見。近づいて確認すると,なんとそこはウマノスズクサの群落であったのです。高い木がないので,草同士が絡まり合っている状態です。これまでに,こんなに密生しているのを見たことはありませんでした。「ほほーっ!」。思わず,そうこころが呟いていました。


「それなら,ジャコウアゲハのいる形跡でもあるのではないか」。そう思って,食痕や蛹,幼虫が見つからないか探してみました。しかし,葉はどれもきれいなまま。なんら食された痕はありません。アゲハが訪れた様子はまったくありません。


それにしてもスゴイなあ,と心底驚きました。来ようと思えば,いつでも来られる場所です。当分気にかけておこうと思います。もし幼虫をここにおいたらどんなふうになるか,想像してみました。その付近にジャコウアゲハが棲息するかもしれません。近くには民家がたくさんあります。新たな棲息地ができると思うと,ゆかいになります。もっとも,想像だけにとどめ,実行はしませんが。