秋から冬にかけて色々な演奏会に出演させていただき、時間のある時に準備を進めていかなければならない。
12月には大変有名な歌曲をアルトで演奏する機会があり、久しぶりに楽譜を出して練習してみた。
楽譜は学生時代から持っていて、これまで練習したことはあったが、実際に演奏したことはなく、今になって改めて読んでみると、音符よりも歌詞に目が向いてしまう。
「静かな月の光は悲しくも美しい」という一節。
特に歌い出しは子音か母音か、言葉のどこに重みが乗るのか、それによって発音や音の保ち方、ヴィブラートの按配を決める手掛かりになる。
そんなこと、学生の頃は考えたこともなかった。
練習しながら、いつぞやの中秋の名月を見たことを思い出す。
12月には大変有名な歌曲をアルトで演奏する機会があり、久しぶりに楽譜を出して練習してみた。
楽譜は学生時代から持っていて、これまで練習したことはあったが、実際に演奏したことはなく、今になって改めて読んでみると、音符よりも歌詞に目が向いてしまう。
「静かな月の光は悲しくも美しい」という一節。
特に歌い出しは子音か母音か、言葉のどこに重みが乗るのか、それによって発音や音の保ち方、ヴィブラートの按配を決める手掛かりになる。
そんなこと、学生の頃は考えたこともなかった。
練習しながら、いつぞやの中秋の名月を見たことを思い出す。