hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

接続法

2014-01-07 23:53:16 | フランセ
今年は再びフランス語を勉強したい。

数年前にモチベーション保つために仏検に挑戦し、3級を取得して、次は準2級をと思っていたが、仏検の開催される6月と11月は大変忙しく、受験のために日程を割けなくなってしまっている。
今年も難しいかもしれないが、忘れないように準備だけはしておきたい。

昔、何かの語学書に、「語彙が肉なら文法は骨」という記述を見て、なるほどと思ったことがあった。
大きな身体をつくるためには肉を付けるだけではなく、骨太にならなければならず、それは母国語でも同じことが言える。
単純な文法だけでは使う語彙も限られ、ある程度話せるようになっても、そこから伸び悩むことになるだろう。

近々の目標として、ジェロンディフ、接続法と条件法をきちんと使えるようになりたいと思っているが、知ってはいても、使えるようになるまでにはまだ程遠い。

特に接続法は日本語には無い難しさがあり、「主節の動詞が、義務、命令、疑い、願望、感情などを表す時に、従属節の動詞は接続法を取る。」なんていう説明を見ても、これだけではさっぱりわからない。

先日聴いたフランス語学習のポッドキャストでは、「動詞に疑問を表す時に接続法になる」ということだった。

Il m'a dit qu'il vient.(彼は私に来ると言った。)
という文の従属節は、「来る」と言ったことは事実なので、接続法にはならず"vient"、

Il faut qu'il vienne.(彼は来なければならない。)
という文では、彼が本当に「来る」かどうかはわからないので、従属節は接続法になり"vienne"となる。

少し見出したような気がしたが、口をついて出るようになるまでには、やはりまだ程遠いだろう。

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