hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

助動詞(avoir, etre)使い分け

2014-02-24 00:01:01 | フランセ
フランス語での複合過去形は「助動詞 + 動詞の過去分詞」で作り、過去の出来事を表現するということを初歩で学ぶ。

その助動詞には、avoirとêtreの2種類あり、殆どの動詞はavoirを取り、一部の「移動や状態の変化を表す」動詞にはêtreを取るというのは、これもまた初歩のうちに学ぶものだ。

およそ4000程ある動詞の中で、êtreを取る「移動や状態の変化を表す」動詞は意外に少なく、主に以下の15単語と言われている。

aller (行く), venir (来る)
parvenir (到達する)
arriver (到着する), partir (出発する)
entrer (入る), sortir (出る)
monter (上がる), descendre (下がる)
tomber (落ちる)
rester (留まる)
devenir (~になる)
apparaître (現れる)
naître (生まれる), mourir (死ぬ)


ところが、上記の動詞の中でも、時にはavoirを取ることがあり、調べてみると例えば「monter (上がる)」は比喩的な表現の際にはavoirを取るそうで、

Je suis monté à la tour Eiffel hier. (私は昨日、エッフェル塔に登った。)
La rivière a encore monté hier. (川は昨日また増水した。)

となるそうだ。
他にもいくつかの動詞は、このようにどちらも取れる表現があり、私にとってはその判断が難しい。

最新の画像もっと見る