先日のこと、実習に来ている学生と話をしている時にこんなことがありました。
僕「大学生だよねぇ?今、いくつ(何歳)?」
学生「ちょうど21(歳)です。」
僕「へぇ~、今日が誕生日だったの?」
学生「違います。」
僕の内心「ん?じゃあ、その『ちょうど』は何を指しているんだ?何がちょうど21なんだ?」
こんなつまらないことが気になるのは、僕だけでしょうか?このことがあってから、お店やテレビなどでも頻繁に『ちょうど』が使われていることに気付きました。それも何がちょうどなのか分からないところで。
僕も「ちょうど100個」とか「ちょうど1000円」とか言われたなら、まあ納得はいきますけど、「ちょうど27円のお釣りになります。」とか「没後ちょうど1014年の年になるんですね。」と言われたって得心いかないんですよね。こんな僕は捻くれていますかねぇ?
「ぴったり、可も不可もなく。まさに。今まさに。」…という表現で使っているので、私は違和感ないけど…。
ただし、私の「ちょうど」は正しい使いかたじゃないかもしれないけどね、その「ちょうど27円」ってのは同じ使い方だと思います。27円のお釣りって、何買ったの?
「ちょうど21歳です」⇒”本人と21歳という年齢がぴったしくっついた状態”で理解してみたら、気がはれるのではないでしょうか?
ちなみに私は「3○歳だったっけなぁ」(ほんとにちゃんと覚えていない)という答え方をしております。この数年。
あれ、この場合のちゃんとって…?
ダレカオシエテ。
だから、キリのいいところで使われないと、やっぱり違和感ありますね。
そんなに頻繁に使われてるんですか、知らんかったわ。
「ちょうど27円のお釣りになります。」にはさすがに驚きましたよ。
何を基準にちょうどなのか?もしかして店員さんが27歳だったのか?それともレジの中にちょうど27円だけ残っていたのか?その日が27日だったのか?
まあ、僕には理解できないままですが・・・。
テレビなどでニュースを読んでいるアナウンサーが「事件からちょうど6日が経過しました。」なんて言っているのを聞くと、かなり気になりますよ。
いったい「ちょうど」は何にかかっているのか、アナウンサーに聞きたくなります。
不思議な「ちょうど」は溢れていますよ。