浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

お水取り

2005年02月26日 | 日常
奈良の「お水取り」の季節になってきました。昔からの言い伝えで「お水取りが終わると春がやってくる」とも言うそうです。
場所は奈良の大仏でも有名な東大寺(とは言っても寺の中の二月堂と呼ばれる建物)。すでに1250年以上、毎年続けられているという伝統の行事となっています。
正確には「修二会(しゅにえ)」と呼ばれるこの行事は、もとは旧暦の2月1日から行われていましたので、二月に修する法会という意味をこめて「修二会」と呼ばれるようになり、また二月堂の名もこのことに由来しているらしいです。
3月12日に「篭松明」(通常より大き目の松明)があるため、ニュースなどでも大きく報道され、多くの人が、この日しか「お松明」が見られないと思っているらしいとのこと。実は3月1日~14日まで毎日「お松明」は行われている。あの幻想的な光景を見たい人は、他の日に見に行ってみるのも良いかも(でも地元の人はいるから、それなりに混んでいるが・・・)。

僕自身、奈良に行くまで詳しく知らなかったけれど、こういう伝統行事が身近にある環境というのは、なかなかいいもんですよ。二月堂(ちなみに三月堂もあります)も、このお水取りくらいしか話題に上らないけれど、かなり良い建物だと思うし、近くには校倉造りの建物があって随分近くで見ることもできます。
修学旅行で東大寺に行っている人は、大仏もいいけど、こちらも見てほしいですね。

休みの日にゆっくりしたい、そんな気分の時に散歩コースとして出掛けてみてはいかがでしょうか?
といっても、因島に住む僕には無理だけど・・・。



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