僕の仕事の一つに利用者送迎があります。勤めている福祉施設にショートステイで来られる方を対象に自宅と施設の間の送り迎えをします。
僕は生活相談員(兼介護支援専門員)なので、本来の業務とは違うのですが、僕がショートステイの予定を組んでいる関係上、送迎も僕のテリトリーになっています。
さて、単に送迎と言っても介護が必要な人の送迎というのは、結構大変なものです。ベッドから車椅子に移乗したり、認知症で10秒ごとに同じ話をする人と会話をしたり、時々気を失う人がいたり、車酔いする人もいたり・・・。
そんな送迎を以前は3人(僕を含めて)で行なっていましたが、事務職員の異動があり、現在は基本的に僕が一人で行なっています。しかし、多い日で一日12件もの送迎を相手の指定時間に合わせて行なうことは難しく、他の職員(先輩)に頼むことがあります。
ある日、その職員が僕に向かって、こんな話をしてくれました。
「今日ねぇ、夢を見たのよ。それがね、はまとこさんに『東京までショートステイの送迎をお願いします。』って、地図を渡されて、『行けません』って断ったところで起きたんだけど、子どもに『お母さん、うなされていたよ。」って、言われたのよ。(笑)」
そんなにストレスを感じていたのか・・・、ごめんなさい。でも、まあ、あなたに頼むしか無いんだけど・・・。
お母様もデイサービスか何かを利用してらっしゃるのですね。
介護保険が始まってから、デイサービスやヘルパーがずいぶんと使いやすくなったので、良いのですが、施設などへの入所を希望される方は、やはりなかなか利用できない状態が続いています。
在宅介護が難しい家庭が多くなっていますからね。
なんとかならないものでしょうか?
できるだけ家で見てあげたいと思っているのですが
先にばててしまっては・・・
いつもお世話になりありがとうございます
返事が遅くなりました。
介護保険が出来て、ずいぶんと世間の介護に対する考え方が変わったと思います。
少なくとも介護する側にとっては、この変化はありがたいものだと思われます。
ただし、施設入所に関しては、また別の記事でも書こうと思いますが、なかなか入所が難しい状況です。
施設に勤める人間として申し訳ない気持ちでいっぱいです。