浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

HERO

2015年05月03日 | 日常
久しぶりに読み返した漫画のシーンが頭に残っています。
正確ではありませんが、こんなニュアンスだったと思います。

ある少女が親友の女の子に、「あなたのようになりたい」と言ったら、こう言われます。

「あのね、消防士さんは火を消せるでしょ。
パン屋さんはパンを作るよね。
でもパン屋さんが消防士さんになったら大変だよ。
パンが無くなって、消防士さんもお腹が減るでしょ。
そうしたら、火事になった時に消防士さんは腹ペコで火を消せないじゃない。
だから皆んな大事。皆んなそのままがいいの。」

誰かになりたいとか、自分は何も出来ないとか、考える必要は無いのかもしれません。

全員がHEROで無くても、HEROを支える役回りでも良いのかもしれません。
あるいは直接HEROを支えなくても、HEROが着ている服を縫っている仕事だって必要だし、寝る時の布団だって、食事だって、きっと誰かが居てくれるから、HEROは存在できているのです。
自分が出来ることを頑張ってみようと思います。

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