浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

ウェルフェア オフィサー

2016年04月30日 | 日常
日本サッカー協会の理念として、「サッカーを通じて 豊かなスポーツ文化を創造し、 人々の心身の健全な発達と 社会の発展に貢献する。」と挙げられています。

そのために協会の組織の中にリスペクト・フェアプレー委員会を設置して、相手チーム・選手に対するリスペクト(敬意)やフェアプレー、審判に対するリスペクト、周りの人々に対する感謝の気持ちを育んでいこうとしています。

これはサッカーをプレーする選手だけではなく、指導者や応援する人々、報道関係者など全ての人たちに向けた取り組みとなっています。
その中に「ウェルフェア オフィサー」というものがあります。日本語に訳すと「幸福(福祉)の担当者」とでもなるのでしょうか。

差別や暴言・暴力、ハラスメントなどを無くすため、① ウェルフェア オフィサー(ジェネラル) ② マッチ・ウェルフェア オフィサー ③ クラブ・ウェルフェア オフィサーなどそれぞれの場所で監視・助言を行う人を置こうという取り組みになります。

実際に日本サッカー協会のウェルフェア オフィサー認定会において資格を取得した人が活動を行なっています。
試合の会場において、試合後に選手や指導者の言動に対して助言を行うなど活動は広がりつつあるようです。

本来は皆が自分の関わる人(年齢や立場に関わらず)に敬意を払いながら過ごせれば良いのですが、実際には自分の気付かないうちに相手を傷つけてしまう言動をしていることもあると思われます。

そのためにもこのような取り組みは必要なことであり、素晴らしいことだと思います。
サッカーだけでなく、様々なところで広がってほしいですね。

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