昨晩、息子が泣き寝入りをしました。朝起きたときの顔は腫れていました。
なぜ彼が泣いたのか、それは飼っていたクワガタムシを庭に放してあげたからです。
うちにはカブトムシ(雄と雌)とクワガタムシ(雄)がいました。別々のケースで飼っていて、息子がエサをあげたり、水をあげたりと面倒を見ていたのですが、クワガタムシのケースに蟻が沢山入ってしまったようです。そのためかクワガタムシも弱ってきており、食欲が落ちていました。
そこで息子と相談して、放してあげることにしたのです。最初は「カブトがいるから寂しくないよ」と言っていましたが、別れ際には「ゼリー(餌)をたくさんあげといたほうがいい?」と心配していました。
そして家に入るなり、布団にうつ伏して大声で泣き始めました。それこそ家中に響き渡る声で。理由を聞くと、「クワガタムシが可哀そう」と言うのです。「ぼくが大切にしなかったから、元気じゃなくなった」とも。
これを聞いて少し嬉しかったのです。当然、息子は自分だけのクワガタムシが居なくなったことが一番悲しいんだと思います。でもそれだけで泣いていたのではなかったのです。クワガタムシを大切に出来なかったことが悲しかったのです。
少しずつだけど、成長している息子を実感しました。
動物と同じ感情が昆虫にも湧くんですね!
私は昆虫類を飼った事がないので、その辺、良く分からないですが・・・
クワガタムシくん、名前ついてたんでしょうか?
いなくなって、しばらくは寂しいでしょうね!
離してもらったクワガタムシくんが元気になることを
お祈りしておきます。
やさしい息子さんの成長、羨ましいです。
ここを、読んだだけで全てがわかる気がします。
(生意気にすみません)
やさしい息子ですね、hamatokoさん。うれしい話でした。ありがとう。
この素直な感受性のまま成長されますように。
羨ましいお話です。
子育てって大変だけど、こういう瞬間は親冥利に尽きますね。
毎年、職場の先輩がカブトムシやクワガタムシをくれるのですが、基本的には息子に世話をさせます。
今年はムシキングに夢中なこともあり、すごく喜んでいたのですが、きちんと世話をしないとこういう別れもあると知ってくれて良かったと思います。
うちの息子は腹立つことも多いですよ。
たまにはこういうことで成長を実感させてくれて救われます。(笑)
そうでなきゃ、子育てはしんどいことも多いですからね。
賢司さん、子どもは色々なところで影響を受け大きくなるみたいです。
以前は、自分が頑張って子育てしなくちゃと思っていましたが、最近は沢山の人に関わってもらうことで、子どもは幅広い考えや行動が出来るようになってくれるみたいで、喜んでいます。
自分ひとりで何でも出来るわけではないですからね。
いや~、優しいのでしょうか?
泣いていた理由の大半は「クワガタが居なくなった」ことだと思うんですけどね。
少しでも生き物を大切にする心が育っているのであれば嬉しいですね。
昆虫館に連れて行ってくれてありがとう。
ムシキングに夢中な息子はすごい喜びようでした。
僕が知らないような虫の名前を覚えては、「どっちが強いの?」と聞いてきます。
そんな時、僕は決まって「戦ってみなくちゃ分からん」と答えて逃げています。
うちの息子も新しいクワガタムシが欲しいようですが、それだけじゃなかったというのが、成長の証ですね。
確かに親冥利に尽きますね。
子どもがこんなふうに感じてくれるというのは嬉しいです。
犬や猫といった動物は飼えないので、虫たちで命の大切さを感じてくれて感謝します。
このまま育ってくれれば嬉しいですが、現実はそう単純ではないのでしょうね。