玉森裕太くんも西内まりやさんも知らなくてスミマセン。
いや、言い訳すると名前は知ってるんですよ。
ただ顔を知らないだけで…。
今、映画館で上映されている「レインツリーの国」を観た人から感想を聞いて、原作を読んでみたくなりました。
僕は映像化されている本を読む事はありますが、よく考えてみると本だけ読んで映像を観た事がありません。
だから、きっと玉森裕太くんも西内まりやさんも顔は分からずじまいだと思われます。
さて、聴覚に障害を持つ女性が出てくるこの小説では、聖人君子は出てきません。
誰もが悩みや弱さを抱えて生きていて、立場や視点が変われば、考え方や感じ方が違うことを伝えてくれます。
障がい者なのか健常者なのか、男なのか女なのか、家族に恵まれているのか否か、様々な視点を提議してきます。
読んだあとに視野が広がっていく気がします。