浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

最初と最後

2015年11月16日 | 日常


「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
タイトルからして恋愛小説なのは分かっているのに手に取ったのは、心のどこかで恋愛を求めているからでしょうか。

そんなことは関係ないのですが、本屋に平積みされていた中から目についた一冊です。

小説の中で語られる世界を表現するのには様々な矛盾が立ちはだかります。
きっとテーマを考えついても実際に小説に書こうとすると行き詰まる事が多いと思われるのです。

そこを怖れずに作品にした事に尊敬の念を抱きます。
そして恋心や運命の人との過ごし方も素直な表現だと感じました。

少し時間が経ってから読み返してみようと思います。