浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

旅立ち

2015年04月04日 | こども
自分の時はどうだったのだろうかと振り返ってみます。
故郷を離れることに大きな抵抗は無かったし、いずれ戻ってくるだろうと思っていたので、やっぱり新しい生活に対するワクワク感の方が大きかった気がします。

でも実際に引っ越しが終わって、家族が帰ってから急に淋しさが込み上げてきて、涙を流したことも覚えています。
あの時ほどテレビのバラエティー番組の存在に感謝した事はないなぁ…。

翌日からは淋しさを抱えながらも、町を散策したり、何とか自分の足で歩き出したのも確かです。

さて、明日には息子が旅立ちます。
親は見守るのが役割だと分かっていても、なかなか思うようにはいきません。

でも一緒に過ごしてきた時間が、大丈夫だと言ってくれている気もします。
きっと元気に頑張ってくれるだろうし、息子自身の名前のように自らの力で大きな路を切り開いて進んでくれるはずです。

傍にいるから繋がっているのではなく、離れていても繋がっているはずです。

15歳の旅立ちを笑顔で送り出してあげたいと思います。