尾道を観光する人にとっての「尾道らしい風景」とは何でしょうか?
それは尾道水道だったり、千光寺ロープウェイだったり、たくさんのお寺だったり、あるいはラーメンや魚などの食べ物かもしれません。
もちろん、僕にとってもそれらの風景は尾道をイメージするときに浮かんでくる風景です。
でも僕が感じる尾道のもう一つのイメージは生活空間そのものが観光場所であるということ。
お寺に続く狭い坂道は風情がありますが、生活臭が漂っています。
線路の上の歩道橋には、さも当たり前のように自転車が止められてあるのです。
だからきっと観光に来た人たちも身近な街として親しんでくれるのかもしれません。