浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

心の土台

2010年04月24日 | スポーツ

今日は中学生の試合に引率して来ました。対戦相手はこの地域でもトップレベルであり、全国を舞台に戦うチームでした。

対して僕の指導するチームはセレクションもしていなければ、一学年で10人にも満たない田舎の街クラブです。 技術的な面でも指導者の力量でも相手に劣っていることは否めません。

そんな彼らですが、今日の試合は負けはしたものの観ている人たちを感動させるだけの力を持っていました。

彼らは『一生懸命に頑張ること』を当たり前のこととしてプレーするのです。気後れしたり、逃げたり、怖がったりする選手は一人もいません。

普段からそのように指導しているつもりでも、自己表現が下手で頑張ることが格好悪いと思っている中学年代で、それが出来る選手は少ないのが現実です。

そして、それが出来る選手は人間としても成長しています。だからこそ、この度の選手たちの姿が嬉しかったですし、誇りに思いました。

しっかりした心の土台を築いてほしいと願います。