浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

なつみ(南津海)

2007年05月14日 | 因島

柑橘類に詳しい人を除いて、殆どの日本人は柑橘類を総称して「みかん」と呼ぶことでしょう。もちろん、頭の中でイメージされているのは、「こたつにミカン」に代表される温州みかんや紀州みかんでしょうが、果たしてネーブルやはっさく、ポンカン、いよかん、きよみ、デコポンなどなど呼称で呼ぶことは無いに違いありません。

最近では市場に出荷される柑橘類の種類も増えてきて、それこそ店先に「せとか」とか「はるか」とか名前が並んでいると、「ここはホステスのいるお店か?」とさえ思ってしまいます。

さて、そんな柑橘類にまたもや新人が現れました。「なつみ(南津海)」ちゃんです。他の柑橘類と少し違うのは、その食べられる時期です。殆どの柑橘類が秋から春にかけて収穫され、食べられるのに対して、彼女は5・6月という初夏と言ってもよい季節が食べごろなのです。

因島の隣の島、生口島の瀬戸田町がこの「なつみ」を今年から試験的に出荷したそうです。今年の流通量はごくわずかですが、来年くらいからはお店で目にすることもあるかもしれませんね。試しに指名してみてください。