虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

伊丹 有岡城跡

2010-08-11 | 日記
お盆でどこも車は渋滞。
近場を走ることにした。伊丹。ここなら30分でいける。
前から荒木村重の有岡城跡はどこにあるのだろうと思っていた。
JR伊丹駅のすぐ前にある。何にもない(碑は立っているが)小さな丘だ。黒田官兵衛が閉じ込められていたという牢はどのあたりなのだろう。

駅の近くには村重の位牌を置いているという荒村寺もある。上島鬼貫という俳人の碑がある。

荒木村重は信長に最初に反逆し、家臣、妻子などはみな殺されるが、自分だけは逃げて生き延び、秀吉の時代には茶坊主になる。
このとき、家臣、妻子とともに、自決していたら荒木村重の評価はもっと高かったはず。伊丹市も、戦国の英雄荒木村重をもっと称えたかもしれない。
村重はなぜ生きのびることを選んだのだろう?大塩のように、その後の信長を確かめたかったのだろうか。謎だ。

伊丹市では、有名なのは、荒木村重でも有岡城跡でもなく、もっぱら、伊丹酒だ。「みやのまえ文化の郷」ということで、酒蔵や旧岡田家住宅、旧石橋家住宅など伊丹の酒造りの歴史がわかる施設ができていた。

有料の市営駐車場があるけど、伊丹を見学するには、長寿蔵に車を止め、長寿蔵で1杯ビールを飲んでから散策するか、長寿蔵の前の「ニトリ」の駐車場にとめて、「ニトリ」を見てから見学するのがいいかも。歩いていると、ジャズ喫茶もあった。

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