虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

戦争は、平和だ

2015-04-18 | 新聞・テレビから
今日の朝刊。社民党の福島瑞穂が国会で、安全保障法案を「戦争法案」と述べたことに対して、自民党は一方的な表現だとして修正を求めた、という記事。国会の質問の修正を求めるのは異例だという。

安部首相は、「レッテルを貼って、議論を矮小化することは断じて甘受できない」と言ったそうだ。

安全保障法案は、戦争法案だ。せいぜい、自衛隊活動法案というべきだ。

政府の、言葉を変えてごまかす戦略はこのところ目にあまる。

武力攻撃事態法は、存立危機事態法。周辺事態法は、重要影響事態法。後方支援の特措法は、国際平和支援法。
戦争の後方支援が、平和支援法だ。

ジョージ・オウェルの「1984年」では恐るべき未来社会が描かれるが、たしか、そこでは、「戦争は平和なり、自由は隷従なり、無知は力なり」というスローガンが流されるが、まさに、日本で実現するとは。

残業代ゼロ法案も、どんな名前の法案だっただろう。

こんな言葉のだまし、いつから始まったのか。
税と社会保障の一体改革、あのあたりか?

とにかく、国民はよっぽど馬鹿にされている。安全保障法制は、戦争法案。正しい。
マスコミは福島瑞穂のこの言葉を応援すべきだ。
だいたい、この発言は今月の1日の国会発言だ。
新聞も、メディアも国会論議をまったく報じない。

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2 コメント

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望む未来は (田代栄助)
2015-04-19 00:41:43
為政者の
思うがままに
行く未来
地に這う民草
見ぬ間に萎れぬ


もう何もかも終わりです。
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Unknown (鞍馬天狗)
2015-04-19 18:24:38
あきらめないでください。
われわれが絶望したら、若い人やこどもたちがかわいそうです。
「最も暗い時こそ、夜明けは近い」(鞍馬天狗)
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