虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

メデイアの政治的発言

2010-05-13 | 新聞・テレビから
夕刊に元厚労省職員が休日に集合ポストに政党紙を配布した裁判で、高裁は有罪の判決の記事。

公務員は中立だから、たとえ休日でも政治的行為をしてはいけない。ましてや、デモなどとんでもないということか。

中立というのがありえるのかどうかは別にして、中立というなら、公共放送も本来、政治的に偏ってはならないものだろう。

ところが、最近(この10年ひどい状況になっているが)、政治的発言を一方的に垂れ流すテレビ・ラジオはどうなんだ?といいたい。

日中は、車に乗っていることが多く、習慣で、ラジオを聞いている。いつも毎日放送にチャンネルをあわせているが、朝は「浜村純」から。浜村純もときにかなり政治的に偏った話をするけど、まあ、純は話が達者だからゆるせる(映画やほかの話もするし)、そのつぎが、たしか「ええなあ」、この司会者は特に政治的発言をしないが、お昼頃からの「こんちゃんです」とかいう番組、これはひどい。耳に不快な声で、政治的発言をくりかえす。毎回、鳩山さんや小沢さんの悪口ばかりで、かえって、小沢さんの味方をしたくなるほどだ。公共の電波を使ってこんな一方的な政治的解説を流されるのはたまったもんじゃない。

テレビもまたひどい。「たけしのTVタックル」とか読売の「ここまで言ってもいいんかい」などを筆頭にタレントに政治的発言をさせる。いや、今は、政治的発言が視聴率をかせぐのかもしれない。お茶の間で笑いながら政治的発言をするのがミソだ。

政党として、自民、民主、公明、社民、共産などいろいろあるけど、しかし、正式に政党は名乗っていないけど一番大きな政党はメデイア党だと思っている。自民と民主を合わせた連立保守みたいな政党だろう。所属議員としては、お笑い芸人はじめ、タレントは豊富にいる。国会議員にテレビ有名人が出馬するのも当然だ。日本で一番大きな勢力をもつ日本メデイア党、これからどこへいく?

注視しなければならないのは、政府や政党ばかりではなく、メデイア党かもしれない。


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