虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

漁船拿捕事件

2006-08-31 | 新聞・テレビから
昨日、ロシアに拘留されていた根室漁船員2名が帰ってきた。
いつも記事の扱いにばかりこだわるけど(笑)、もちろん、今日もトップではない。
今日の見出しは、「根室沖の漁船拿捕」で、「銃撃」の文字は抜けている。
このニュースには注目してきたつもりだけど、朝日はほんとに力が入っていない(他はどうなのだろう)。モスクワにいるはずの大野正美支局員の記事もない。

武見幹事長もロシアに交渉に行ったそうだけど、どんな交渉があったのかも何も報道しない。副大臣その他外務省の役人もいったはずだ、いやがられてもハイエナのように取材をするのが記者だろう。いや、書いてもボツにされているのか?
この2人の船員はこれからどうなるのだろう。日本としての真相究明の調査、聞き取りを改めてするのだろうか。坂下船長が帰ってから改めて究明?そんなことできるのだろうか。

この事件、本来ならジャーナリズムが世論を喚起して、早期釈放の声を盛り上げることも可能だが、それはどうも禁じられているようだ。政府と大メデイアの連携を感じる。

このままでは、殺された船員は、運が悪かった、密漁するからだ、なんてことになる。関係ないかもしれないが、イラクで殺されたこうだしょうせいさん(漢字を忘れた)を思い出した。

船員たちは、国内の世論の冷たさを感じているのではなかろうか。

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