虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

週刊ポストの広告

2006-12-10 | 新聞・テレビから
週刊誌は読まない、買わない男だけど、今日の新聞の広告を見て、本屋に駆けつけた。でも、月曜日の発売で、まだ店頭に出ていなかった。

週刊ポスト。目を引いたのは、「庶民を守り続けた気骨の大阪高等判事はなぜ死んだのか」という見出し。判事の自殺については12月4日(月)の新聞記事に出ていた。住基ネット訴訟で違憲判決を出した竹中省吾さんが裁判から3日後、自宅の書斎で首吊り自殺した件だ。子どもの自殺についてはマスコミも連日報道を続けていたが、竹中氏の自殺についてはそんなに大きく取り上げなかったのではないか。自殺の原因は、当然、住基ネットの判決に関わるものだろうし、国の政策を批判するもので、圧力をかけられていたことは想像できる。直前までの勤務状況に変化もなく、遺書もない。他殺の疑いとまではいわないけど、自殺にいたる経緯を調べることは必要だろう。
週刊誌だから、憶測程度のことしか書いていないだろうけど、自殺に疑問を持つのは当然だ。

同じ号に「本間税制会長、愛人と官舎同棲をスクープ撮!」(これが今号の目玉)もおもしろそう。本間氏は庶民よりも大企業、政府の方ばかり顔を向けている学者だ。明治の新聞人黒岩涙香は「まむしの周六」と恐れられたそうだけど、新聞記者が紳士に成り下がった今、週刊誌の記者(フリーライターか?)はも、もっともっと野にひそむまむしでいてもらいたいものだ。

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