虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

ミュージカル 「レ・ミゼラブル」

2011-06-12 | 映画・テレビ
今日、お昼からNHKBSで「レ・ミゼラブル」25周年記念2010年ロンドン公演というのをやっていた。
ミュージカルの「レ・ミゼラブル」は日本でも滝田栄とかが出てロングランを続けていたけど、見たことがなかったので、どんなのやろ、と見てみた。

全編、登場人物が歌うばかりで、ふつうのセリフはなし。でも、チャンネルを替えることもなく、見させた。途中、用事で3,40分ほど中座したのだが、最後まで見た。舞台の最後は、1985年のオリジナルメンバーや脚本家、作詞家、作曲家、演出家なども出る大フィナーレ。
なぜ、画面からはなれられなかったのか?「レ・ミゼラブル」は19世紀のフランスの貧しい人々と革命が舞台だ。貧しい民衆が赤い旗を先頭に、デモをしながら全員で合唱するところなんかやはり力強く、一揆男は胸が熱くなるのだ(笑)。

子供のころ、「ああ無情」という子供向きの本を読んだことはるが、革命とかそんな時代背景はわからなかった。ユゴーの「レ・ミゼラブル」、一揆魂を回復させるためにも死ぬまでに読みたい本だ。

ところで、「世界文学」はあまり読まれないようだけど、舞台ではけっこうよく取り上げられていますね。「風と共に去りぬ」や「アンナ・カレーニナ」は、今もどこかの劇場で舞台になっているし、あの宝塚歌劇なんか、積極的に世界文学を舞台化している。「グレートギャツビー」「誰がために鐘は鳴る」「二都物語」「嵐が丘」「赤と黒」いろいろやっている(観たことないけど)。

ミュージカルや舞台を見て、「世界文学」を読んでみようと思う人がふえてくれたら、古本屋さんは喜ぶぜ(笑)。