虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

鶴見知子

2007-10-05 | 新聞・テレビから
最近、ネタがなくなった。というか情熱が枯渇してしまったのかも。これが好きだ、これに熱中している、というのものが、今、ない。しかし、ブログをやっている以上、何か書かなくては、とも思う。

で、朝日新聞夕刊に連載されている「ニッポン人・脈・記」。これはたしかもう1年以上前から夕刊に連載されているルポだけど、今、連載しているものが一番、新聞社らしいルポだ。この連載は本にもなっているけど、今まで感心したものはない。今回は、「手をつなげ ガンバロウ」と題して、労働者の問題(過労、労災、言論の自由など)をあつかっている。これはいい。しかし、これがどんなに少なくなった記事か、思わず記者の鶴見知子という名前を注目したくらいだ。おそらく長くは続かないだろう。だが、大新聞社にもこんな記事を書く人がまだいるのか、と思った。

ジャーナリスト宣言をした朝日。当然、殺されたジャーナリスト長井さんのためにもミャンマーに政府とは別に独自にジャーナリストとして抗議行動を起こすべきだが、ただ政府の外交を見守るだけだ。大新聞社は、ジャーナリスト廃業宣言をすべきだ。