らんかみち

童話から老話まで

災害ボランティアとして行くべきか

2014年08月26日 | 暮らしの落とし穴
 遅きに失した感はあれど「広島市災害支援ボランティア先遣隊派遣」という案内をいただいた。行きたい、いや行かねばという切迫感はあれど、自分の現状では少し困難が伴いそうだ。

 不謹慎の誹りに甘んじるなら、純粋なボランティア精神で広島の災害現場に行くというより、災害の現場を学ぶために行かねばならないと思う。
 なにが間違っていたから命が失われたのか、どうすれば防災に役立つのか、我々の地域に役立てるために災害現場を見ておきたい。

 あぁしかし今の現状では、ぼく自身が二次災害を惹起しそうだ。他人を助ける前に自分の肉体を健全に保てといわれたら反論のしようもない。
 どうしよう、無理して行くべきか、行って足手まといになりながら学ぶべきか、ああ悩ましい!

塩豚なるものをしてみんとて

2014年08月25日 | 酒、食
            

 前回作ったいぎす豆腐は失敗だった。様々なエラーをしでかしたけど、透明感を出そうと生大豆粉を控えたのが最も重い罪だ。水っぽいいぎす豆腐は固まるのに時間がかかり、その間に具材が沈殿してしまう。こうなると断面の見た目が恥ずかしいばかりでなく、食感が悪くて不味い。

 本日のいぎす豆腐は、まあ成功の部類ではある。しかしインドネシア産の冷凍むきえびなど使ったって出汁なんか期待できない。ただエビのようなものが入っている、というに過ぎない。
 出汁の素を使えば良いじゃないかとの意見も尊重するし、実際ぼくも少し使っているけど、この料理は愛媛県でも瀬戸内海側だけの郷土料理だ。魂を入れずして完成し得ない、我々のソウル・フードなのだ。顆粒出汁なんぞ使っちゃいけないんだ、ということにようやく気がついた。

                     

 本日のメインディッシュは塩豚(しおぶた)。姉に教わったレシピで、豚の肩ロースに塩を擦り込み、キッチンペーパーにくるんでラップの上3日ほど冷蔵庫に保存。生ハムのような状態にして煮るなり焼くなり調理する。
 今回は姉のレシピを踏襲して、生姜、玉葱、八角と一緒に煮込んでみた。八角の代わりにフェンエル・シードやキャラウェイ・シードを使っても良いと思うけど、ゴミのようになるのでガーゼで包む必要があるかと。

 圧力鍋で15分ほど煮込んだら脂ギッシュな煮汁が残るので、油をすくい取ってナムプラーなどで味を調えたら、あっさりしていながらコクのある立派なスープに出世する。このスープでご飯を炊いてみたところ、絶品ピラフに虎変! 

 おっと、肝腎のロース肉はというと、そのままスライスして和辛子醤油が良いね。写真はワサビだけど、イマイチ。ほぼ塩抜きの行程だと思ったので、今回は煮込む際に酒を入れなかったけど、次回からはスープにすることを前提にトライしてみようと思う。






8月24日(日)のつぶやき

2014年08月25日 | 暮らしの落とし穴

梅干しって、干すところからその名を頂いているんだろう。スーパーに並んでいるのは、厳密にいえば梅漬け。それを梅干しと表示しても法的には問題ないという。それはさておき、本当の梅干しは旨い! pic.twitter.com/DnM25KN9Lo


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2014年08月24日 | 暮らしの落とし穴
         


  いただいたジャガイモを消費しきれなくて、そろそろ芽が出ているんじゃないかと心配していたけど、冷暗所に安置していたので大丈夫だった。カレーにも入れてはみるけど、冷凍したらジャガイモは食感が落ちる。大量消費するには・・・他に思いつかなかったのでフライド・ポテトにしてみた。

                     

 皮をむかず、小麦粉をまぶして冷温から揚げ、二度目で高温で揚げた。食感は悪くなかったけど、皮がしつこい気がした。それに、塩をまぶしすぎた。料理というほどの作業じゃないのに、案外と難しい。マクドナルドのフライドポテトなんて遙かに遠い。


モロヘイヤの天ぷらは!

2014年08月23日 | 酒、食
           

「モロヘイヤが最盛期を迎えたので収穫していけ」とおっしゃる人の有り。ぅ、う~ん、モロヘイヤは好きでもないが、断ることはできない。なぜなら、ぼくが苗を届けて唆した「托卵栽培」だから。このあたりが托卵栽培のリスクなのか!

 托卵栽培とはいうけど、実はモロヘイヤには食指が動かない。苦くてネバネバという味と食感に、あるマイナスイメージを持っていて、男が口にするもんじゃねぇだろ! と。
 しかしぼく自身で托しておきながら「そいつは嫌いでがんす」などと断ろうものなら、今後の托卵栽培は不可能となる。

 嫌々ながら葉っぱを収穫して・・・。今夜の予定じゃなかったけど、モロヘイヤの葉っぱを天ぷらにしたら、正直なところ何か分からなかった。母はパリパリとした食感が気に入ったみたいだけど、モロヘイヤの独特の味は失せていた。

 モロヘイヤの葉っぱやエビを入れ、かき揚げ風にもしてみたけど写真に撮ってワールドワイドに恥をかくほどのこともない。
 そんなことより、エゴマのキムチ缶詰というのを買った。なんかパッケージのデザインが昭和っぽい韓国風でカワイイ! 

命を狙われている知事との会食

2014年08月22日 | 暮らしの落とし穴
 県知事が「独りでサイクリングに出かけた」というエピソードを語ったのを聞いて驚いた。県知事選挙を11月16日に控え大事な時期なのだから、怪我でもしたらどうするんだろ?

「知事、お供を付けずに、本当に独りで走られたんですか」
 知事が我々のテーブルに来られたので、ビールを酌み交わしながら聞いてみた。
「もちろん独りで走りましたよ」
 信じられん話だ。そんなこと、シークレットサービスも無しでVIPがするかな?
「しかし知事は命を狙われているんじゃ?」
「ああ大丈夫、そんなの松山市内だけで、走ったのは今治方面ですから」って、本当に命を狙われているんじゃんけっ!

 任期満了に伴う愛媛県知事選挙は、同じく松山市長選挙と同じ投票日のダブル選挙となった。どんな選挙でもそうだろうけど、現職と、その失脚を狙う抵抗勢力の対立という図式は全国で展開されている。
 ただ、全国屈指の保守王国といわれる愛媛県で、政権与党を敵に回しながらその牙城を切り崩していく知事の姿は、凄まじい権力闘争が裏にあると容易に想像できる。

 権力闘争なんかとは距離を置きたいぼくだけど、村の困難を解決するためには権力の側に立たざるを得ない。反権力の側に立つオプションも残されてはいて、そのチャンネルは確保しつつも、権力側に立つことを選んだ。選挙が終わったらどうなるか分からないけど、現時点ではベターな選択であると信じている。