らんかみち

童話から老話まで

朝ドラ「瞳」の社会問題化

2008年05月19日 | エンタメ
 NHKの朝ドラ「瞳」なんて、はなっから観てないんですが、yahooテレビの瞳レビューを読んだらすごいことになってるじゃないですか。「視聴料を選択番組制にしろ」「NHKに抗議文出した」「やらせレビューを書くな」「子どもに見せたくない」等等、社会問題に発展しそうな勢いです。
 こりゃドラマを観てないと世の中に乗り遅れるぞ、とぼくも「瞳」を観たんですが、なるほど、こりゃいかん! とレビューが納得できるドラマの不出来具合です。
 
 だからといって「瞳」が嫌なら観なければ良いじゃないか、とはいかないらしいんですね。1日のリズムが狂うので、ドラマの時間にはお茶など飲んで一息ついていたい人も多いようです。NHKファンも多いようなので、愛憎入り交じったゆえの酷評なのでしょう。
 まあしばらくは我慢を重ね、次の「だんだん」に期待するとして、「テレパシー少女欄」というアニメが6月21日から土曜日に放送されるようです。原作は「バッテリー」でおなじみの「あさのあつこ」さんで、実はぼくの愛読書なんです。
 
 つづく

画竜点睛を「描く」タイプ

2008年05月18日 | PC WEB
 このところ掛きりになっている、とろいパソコンをもう少し快適にしようと思ったら、グラフィックカードだけでなくサウンドカードも必要なことが判明しました。でもこれ以上は追加するスペースが残ってないんです。
 カードスロットはまだ一つだけ空いているので、無理やり取り付けようとすればやって出来ないことはなさそう。でもパソコン側をかなり改造しないと無理でしょうね。
 
 このまま不便をかこちつつ使い続けるか、それとも時間をかけてパソコンをいじくり回すか。大抵は後者を選択するぼくなんですが、最後の最後になってこけてしまうタイプなんです。
 こういうのを「画竜点睛を欠く」というんでしょうか。でもそれだったら「弘法も筆の誤り」で、後から書けば良いんですが、画竜点睛を「描いて」ダメにするタイプなんですよね、ぼくは。もう少し、あと少し良くしようと余計なことをやって、パキッ! で全てを水の泡にしてしまいます。なのでよく考えてからにします。

役立たずなグラボ

2008年05月17日 | PC WEB
 注文しておいたグラフィックカードが届いたのでパソコンに取り付けてみました。ウィンドウズが起動するまでビクビクしてたんですが、難なく動いたのには一安心しました……なのに、取り付ける前となんらの改善も体感できないんです。これはちょっと驚くべきことか! と色々セッティングを試したものの徒労に終わりました。終わったというのは、全てをあきらめたという意味です。
 
 128MBもメモリーが追加されたんだから確実にパフォーマンスがアップしているはずなんですが、その恩恵を体感できないのでは何もしなかったのとおなじでしょう。ぼくの1週間を返せ! とやり場の無い疲労感に屈折したんですが、動かなかったよりはマシ、と前向きに妥協したいと思います……。

ネットで物を買う不安

2008年05月16日 | PC WEB
 ネットで物を購入しようとして、「クレジットカードのパスワードを入力して下さい」と指示されたものの、ハテ? そんなもの設定したかいな、と調べてみたら確かに自分の手でやっていました。
 
 で、パスワードを入力したら、「カードの有効期限が切れています」と、信じられない結果に。あり得ないことなので、パスワードを設定しなおしたらようやく認証してくれました。
 
 たかが5000円ほどの品を買うだけなのに30分も費やしてしまったんですが、これはそもそもクレジットカードというものを信じられなくて、というかシステムが良く分からないので使い慣れていないからです。
 
 でも実はこの5000円の品というのはパソコンのグラフィックカードというものなんですが、これを選ぶのには1週間以上の時間を費やしてしまいした。自分のパソコンに合うのがあるのか、パソコンが古くて分からなかったんです。
 
 ほんの2年ほどパソコンいじりから遠ざかっていただけで世の中がすっかり進歩してしまっていて、なんだか浦島太郎にでもなった気分ですね。

人それぞれ訳がある

2008年05月15日 | PC WEB
マウス操作ミスる、羽生が時間切れ敗北…ネット将棋(読売新聞) - goo ニュース

 まあこういうことは当然起こりうるわけで、今まで起きなかった方が不思議なくらいです。もしかしたら起きていたのかも知れませんが、対局者が羽生ニ冠と渡辺竜王だったから話題になったのかも。

 将棋界ってわりとアナログな棋士が多いらしく、谷川九段なんて、「いまだに原稿は手書きです」とおっしゃってるし、パソコンはおろか携帯電話も持ってない人だっているし、持っていても電源を入れていないなんて人もいるらしいです。

 勝負師の世界はさておき、ぼくはパソコンが無いと何にもできないので、今日もパソコンのメンテナンスにいそしんでおりました。というのも、ぼくがメインで使っているデスクトップパソコンは、少し古くて遅いだけでなく、うるさいんです。
 なんとか静かにできないものかと悪戦苦闘しているんですが、ついにたまりかねてパソコン本体を机から降ろしました。デスクトップパソコンは机の上に置かねばならない、という既成概念を覆すのにおよそ半年を要したのです。

 少し静かになって満足しているんですが、ああそれなのに、本体はまだ快適には動作してくれないんです。10年前に作ったパソコンの方が、3年前に買ったのより早いなんてやり切れません。

映画「神童」を観て哀しい

2008年05月14日 | エンタメ
 昨日書いたyoukuですけど、こんなことやって良いのか? とモニターに向かって叫びたくなるような、著作権意識を欠いてるんじゃないかと思える動画がアップされてます。
 見逃したドラマや映画が丸々一本2時間ほどが、何の制限もなく視聴できるので、どこのどなたか存じませんけどありがとう! と観せていただいたらぼくも同罪でしょうか?
 
 そういう手口で、映画「神童」を見た感想ですが、はっきりいってショックです。原作は「さそうあきら」さんの漫画ですけど、オリジナルの意図をどこまで無視しする気だ! と怒りの手紙でも書きたいくらいです。
 たぶん映画の製作者は、原作の漫画が好きじゃないんでしょう。人気の出た作品だから映画化したというだけ、そうでなければあれほどまでにストーリーをハショリ、改ざんしまくって無駄なシーンを撮らないのではないでしょうか。
 
 弟子を通り魔みたいな男に刺し殺されたり、自作の尊厳をここまで貶められた、さそうあきらさんに同情を禁じえません。それにしてもこの映画、興行的に成功したんでしょうか。原作を読んでいないと理解できないようなところもありますし、主人公の言葉遣いなど、反感を買うところも多くないでしょうか。
 でも一つだけ感動したところがあります。モーツァルトのピアノコンチェルト20番だけは良い、文句なくあのシーンにぴったり! もういちどピアノを弾きたくなります。

自衛隊の災害派遣

2008年05月13日 | 社会
 youkuという中国版youtubeみたいなのがあって、「天安門」と入力して検索したんですが、天安門事件みたいな映像はヒットしませんでした。字が違うのかも知れません。チベット独立とか台湾独立とかで検索してみたいんですが、いかんせん中文が書けないので断念しました。

 そのyoukuで今もっとも閲覧されているのは、地震の映像でしょう。中国のテレビで流れたもので、CNNや日本のテレビでも観れるんですが、阪神大震災を思い出す惨劇です。
 中国政府の対応は早かったとはいえ、ヘリでも現場に行けないような状況では、生き埋めになっているであろう9万人の安否が心配です。邦人も大勢住んでいるらしいなら、救助のために自衛隊の受け入れも検討してはいかがでしょうか。

物語の意外性とは…

2008年05月11日 | 童話
 スーパーで上りりのエスカレーターに乗ろうとしたら、上から人が乗ろうとしていたので、ぼくは慌てて一歩下がりました。下ってくるエスカレーターを上りだと勘違いしたと思ったからです。
 
 ところが間違っていたのは上の人で、「ガハハハ、間違えた~!」と、大きな声で照れ笑いしました。かなり大きな体をしたおばちゃんで、あのまま何も疑わずに上ってくるエスカレーターに一歩踏み出していたら、もしかして転がり落ちたかもしれません。
 
 ぼくが上りのエスカレーターに乗って上がって、下ってくるあの大柄のおばちゃんと中ほどですれ違おうとしたとき、
「兄ちゃんビビッとったな、エスカレーターにか、それとも私にか?」
と、おばちゃんがぼくに笑いながら声をかけ、下りていきました。

 兄ちゃんと呼ばれる歳ではないにしても、確かにビビリました。エスカレーター事故があったばかりだったし、おばちゃんの巻き添えにもなりそうだったからです。
 でも怖かった本当の理由は、階段を降りていて、もう一段あると思っていたら無かったときの驚き、ドアが開いていると思って歩いて透明なガラスに顔をぶつけたときの戸惑いといった、あんな虚を突かれた感覚に似ていたからでしょう。
 
 日常生活でこういったヘマを良く仕出かすようになった気がしますが、後になって考えてみたら、案外おもしろい感覚をしたなって思います。こういう感覚を物語の中で出そうと思案するんですが、なかなか上手くはいかないですね……。

ウィンドウズXPサービスパック3

2008年05月10日 | PC WEB
 ウィンドウズ2000を使ってた頃、ウィンドウズXPにアップデートしたら使ええなくなったソフトがあって、メーカーにと合わせたら、「ウィンドウズXPでは絶対に使えません」と回答をもらいました。
 
 そいつをもう一度使いたくてウィンドウズ2000をパソコンにセッティングしたのに、どういうわけかうまくインストールできません。あの頃も難儀したソフトだとはいえ、今はスキルもアップしたはずなのに、こんなに苦労させられるとは思いませんでした。
 
 ところが、ウィンドウズXPのパソコンにインストールしてみたらあっさり出来たんです。絶対に出来ないとメーカーに言われたのに不思議です。XPサービスパック3にアップグレードしたからでしょうか。でも100パーセントは動かないんですよね。この先もまだまだ苦労させられそうです。

聴こえないものが聴こえなくなる不安

2008年05月09日 | 暮らしの落とし穴
 外で電動工具を使うために、金魚の水槽に使っているブクブクの電源を抜きました。1時間ほどかかってようやく作業が終わり、片付けようと水槽を見たら、金魚たちが動かなくなってます。まさか1時間で酸欠になるなんて!  驚いてブクブクの電源を入れた途端、その音でスイッチが入ったみたいに金魚たちが動き始めました。
 
 金魚の目は魚眼レンズといわれますよね。視野は背中まで見えるほど高性能らしいですが、耳もまた良く聞こえるらしく、ちょっとした物音にも反応するようです。だから1年中ブクブク音がしてたらさぞやうるさいだろうと思うんですが、音が消えたらどうして動かなくなったんでしょう。
 
 以前お遍路さんをしていて高知の海沿いの民宿に泊まったら、宿の若奥さんが、「昨夜は海鳴りがひどかったでしょう、寝られましたか」と聞くじゃないですか。疲れ切った上に酔っ払って寝たので、「良く寝られましたよ」と答えたら、「それは良かった。私らには海鳴りは聴こえんがです」とおっしゃいました。1年中海鳴りがしていたら、その音に慣れてしまって聴こえなくなるんですね。

 そういえばずいぶん前のアメリカで、交通量の多い高速道路周辺に住んでいる人たちから、「何か分からないが恐ろしい感じがした。原因を調べてくれ」と、警察にたくさんの連絡があったとか。調べてみたら、高速道路が工事をするため、夜中に通行止めになったのが原因らしいと分かりました。つまり、車の騒音は聴き慣れているので分からないけど、その音が聴こえなくなって急に不安になったらしいのです。
 
 聴こえないものが聴こえなくなる不安って、いったいどんなものなんでしょう。ぼくの耳鳴りはいつまでたっても聴こえなくならないんですが、もしかしてこの音が消えたら急に胸騒ぎでもするんでしょうか。それとも、そのときは永遠に何も聴こえなくなっているのでしょうか……。