らんかみち

童話から老話まで

初期不良の苦労は、買ってでもすべし?

2008年05月02日 | PC WEB
 昨日買った初期不良の無線ルーターをY田電気さんに返品にいきました。パソコンサポートカウンターではすぐに対応してくれ、不具合の説明を始めたら、「担当者を呼びますのでお待ちください」と……。サポートカウンターに座ってるなら担当者じゃないのかなぁ。
 
 呼び出されて来た兄ちゃんに説明を始めたんですが、途中で話をさえぎられ、「では交換します」と、あっさりしたもんです。
 でもさすがに同じメーカーのは懲りたので、「返品したいんですが」といったら、「開封したら返品はできません」といわれました。「初期不良なので返品できるのでは?」といったら、これまたあっさりと応じてくれました。
 
 でもねぇ、あまりにもあっさりっし過ぎやしませんか。だって箱を開けてもみないんですよ。いくら1万円ほどの安物だからといっても、中身が何か確認もせずに、「返品処理するならレジに持っていってください」は無いんじゃないかなぁ。こんなんで良いんだったら、箱の中にヒキガエルを入れていてもOKということでしょうか。レジのおばちゃんにそういったら、「良いんじゃないですか」でした。
 
 そういうわけでY田電気さんを後にして、Deo電さんでコレガ社の製品を買いました。製品の外箱には、「つながらなかったらコレガが返品を受け付けます」と表示してますが、このメーカーはおおむね評判が良いので心配してません。でも修理受付カウンターで念のために、「つながらなかったらコレガに連絡するの?」と聞いたら、「当カウンターにお持ちください」とのことでした。
 
 無線LANというのは、つながらないことが多いというより、つなげられない人が多いらしいんです。メーカーもそういうケースに対応するのが大変らしくて、昨日買ったメーカーなんか、最初は問い合わせのメールにも返信してくれなかったんです。
 
 たしかに出回り始めた頃の製品は暗号化なども面倒だったんですが、今の製品はそれもボタン一つで終わってしまいます。設定手順と、そのマニュアルの出来、不出来がクレームの多寡に直結してるんじゃないでしょうか。コレガ製品の設定手順は合理的で簡単な手順に思え、わずかな時間で設置が終わりました。
 
 最初からNECやバッファローといった有名ブランドにしておけば、こんなに苦労をしなかったろうとは思うんですが、苦労したからこそ見えてきたもの、たとえば販売店の対応とか、メーカーの姿勢といった、新しい発見はあったと思います。苦労は買ってでもするもんですね。