らんかみち

童話から老話まで

ハチワンダイバー、始まったよ

2008年05月06日 | エンタメ
「ハチワンダイバー」というドラマがフジテレビでスタートしました。プロの将棋指しを目指しながら、年齢制限で挫折した青年の活躍する物語です。こういってしまえばありがちな設定で、NHKの朝ドラ「ふたりっこ」を思い出しますし、基本的にはあのドラマや、少年漫画のデフォルトを踏襲していることに変わりはありません。
 つまり、「ライバル、指導者、戦い、勝利、友情、そしてドラえもんのしずかちゃんのお風呂」といったお色気も押さえてます。
 
 ですが、この物語をおもしろくしているのは、主人公には師匠が二人いて、その一人が秋葉原のメイド掃除倶楽部の従業員の巨乳の女の子であること、これに尽きますね。彼女が裏の仕事として賭け将棋をやっていて、トッププロ棋士並に強いといんです。プロの道をあきらめた男が、彼女と出会うことで、さまざまな強敵と戦いながら将棋に覚醒していくストーリです。
 
 YA(ヤングアダルト文学)っていうのはこういうのかなって、お手本のような漫画が原作なんですが、絵が描ける人ってすごいですよね。巨乳のお師匠メイドさんを文字で描写しようと思ったら、何ページにもわたって書かないといけないでしょう。
 
 絵を書く人は、「文章を書くのは楽ですよね、百人の人がいれば『百人の人』と書けば良いんですから」というんでしょうが、それはそっくりそのまま返したくなりますよね。未知の動物の説明するのに、絵だったら1枚で済むところを、文章にしたらどれほどの枚数が必要になることやら。とはいってもぼくは絵が描けないので、文章を書く道を選んだわけですが……。