らんかみち

童話から老話まで

仲間を売るくらいならオレを斬れ

2011年01月15日 | 暮らしの落とし穴
 顔見知りだけど返信に迷うメールがいくつも溜まってしまって、もう出さんでもええよな、堪忍してもらおう。土日も関係なくプライベートな曜日が無くなってしまったのです。

 毎日だれかと会って会議したりモノを教えに行ったり、昨日は陶芸家とイラストレーターに会って無理をお願いしたところ「謝礼は一切いりません」と、思わず涙ぐんでしまいそうなこと言われたりしてます。

 だけどそんな素敵な人たちだけでもなく、「あんたの言うようなことが出来るわけない」なんて立ちはだかったり、ヒラリと身をかわしてくださる御仁も少なからずおられます。

 嫌がらせされるのはぼくに人望のないせいだから仕方ないけど、多くのボランティアに申し訳ない。そればかりでなく、身内同士で意見の違いが表面化してきました。みなさんぼくより年上で実績のある方ばかりなので、調整しろと言われても難しい。最後の最後になって切らないといけないのなら、早い時点で何とかした方が傷は浅いと思う。

 我々は夢物語を追いかけているわけではなく、実行可能なことを目標に掲げて進んでいる。10か月後には形のあるモノを残しているはずだし、17か月後にはさらに明確なコンセプトを打ち出して進んでなきゃいけない。

 成功したからといって声高に自慢するメンバーなどいない。はじめからそういう人選がなされている。でなければこんな田舎で新しいことは出来ないと思う。なのにメンバーを切っていかねばならないとは……。