ミニチュア風に見える写真が人気で、ミニチュアモードを持つコンパクトデジカメが発売されているようです。大判カメラならベローズ(蛇腹)をチルトさせるだけでミニチュアに見える写真が撮れ、でかい機械をコンパクトに見せかけるカタログ撮影に使ったりしてます。
ということは、レンズの上下にピンぼけ用のフィルターをかましたらいけるんじゃないか、てんで自分のカメラを加工してみたけど、ろくな効果は得られませんでした。
それならソフトでできないかと、写真編集ソフトのPicasaを使ってやってみるけど、これが今ひとつピンと来ない。フォトショップなどの高価なソフトは買えないので、無料でなんとかならんか探したら、こんなサイトが見つかりました。TiltShift maker
Web上で加工するとなると内緒の写真をアップロードするのは心配だけど、当たり障りのないものなら平気。
ファイルを選択→アップロード→プレビューしながら調整して→ゲットフルサイズ→クリックhereで保存して終了。
大きいサイズだとアップロードに時間がかかりますが、その結果が冒頭の写真です。田舎の漁港ですけど、それっぽく見えませんか。
こんなことやって初めて知ったのは、いくらがんばってもミニチュアに見えない写真もあるということ。写真の内容がそれ向きでないとだめなんですね。どこがどうといわれたら困るけど、要はトリックなので、見る人の心理を操作できるものでないと効果を発揮できないんでしょうか。たとえば俯瞰、鳥瞰の角度から写すとそれらしくなるのは、見た人自身が巨大化したみたいに錯覚するからでしょう。
バイクの写真も背景を工夫し、あと少し斜め上から撮影したら、よりそれっぽく見えたはず。飽きるまで試してみますか。