(承前)
2009年8月、函館市内各所で開かれた「アートフェス ハコトリ」。
見に行った後で、何本かエントリを書いて、しばらくそのままになっていた。
もう記憶も定かではないのだが、残った分をアップしておきたい。
(7)でも書いたのだが、ハコトリの裏テーマは「リノベ」だと思った。
この「すえひろ」という会場も、古い家2軒からなる。
左側の家には、小宮伸二さん(函館)のインスタレーション。
暗い民家のそこかしこに、水を張ったもの。
海外での活動も多いとあって、なかなか本格的だ。
水の波紋が壁に反射するのは、どこか佐々木秀明さんを思わせ、神秘的な雰囲気を漂わせる。
右側の家は、狭い階段を上っていった2階が会場。
染織の加納栄利子(函館)、インスタレーションのヨーク・クリスト(北斗)、書の長谷川青穂(函館)、華道の仲谷理耀(函館)の4氏が、畳敷きの部屋に作品を点在させている。
単独で見れば現代アートではない作品も、見せ方しだいで、会場と引き立てあい、おもしろさを増す。
筆者が行った日の函館は暑い盛りで、窓から涼しい風が入り、書の軸などを揺らしていたのが印象的だった。
●ハコトリ予告のエントリ
(この項続く)
2009年8月、函館市内各所で開かれた「アートフェス ハコトリ」。
見に行った後で、何本かエントリを書いて、しばらくそのままになっていた。
もう記憶も定かではないのだが、残った分をアップしておきたい。
(7)でも書いたのだが、ハコトリの裏テーマは「リノベ」だと思った。
この「すえひろ」という会場も、古い家2軒からなる。
左側の家には、小宮伸二さん(函館)のインスタレーション。
暗い民家のそこかしこに、水を張ったもの。
海外での活動も多いとあって、なかなか本格的だ。
水の波紋が壁に反射するのは、どこか佐々木秀明さんを思わせ、神秘的な雰囲気を漂わせる。
右側の家は、狭い階段を上っていった2階が会場。
染織の加納栄利子(函館)、インスタレーションのヨーク・クリスト(北斗)、書の長谷川青穂(函館)、華道の仲谷理耀(函館)の4氏が、畳敷きの部屋に作品を点在させている。
単独で見れば現代アートではない作品も、見せ方しだいで、会場と引き立てあい、おもしろさを増す。
筆者が行った日の函館は暑い盛りで、窓から涼しい風が入り、書の軸などを揺らしていたのが印象的だった。
●ハコトリ予告のエントリ
(この項続く)