(承前)
筆者が清里町で見たかった、もうひとつのモニュメントです。
前述の「天地躍動」から南西に歩いて7分ほど。
生涯学習総合センターの裏手に広がる、広い芝生の「モトエカ広場」に面して、それは立っています。
「モトエカ」とは、ニュージーランドの町の名前で、清里町と姉妹提携を結んでいます。
この広場は、催し物の会場にもなるようです。
モニュメントのタイトルは「風雪に耐えて百年輝く郷土」。
作者は明らかではありません。
その下にある銘板に、次のようにあります。
高さの異なる水色の柱4本がそびえ立ち、隣り合った2本ずつに、それぞれ、銀色の輪がくっついている格好になっています。
その輪の上に、鳥がいまにも飛びだとうとしています。
1本目と3本目の柱、2本目と4本目の柱は、黄色みをおびた、少し幅が広いメッシュの帯のようなものが、斜めに渡されることでつながっています。
遠く雄大な斜里岳が望まれる、すばらしいロケーションです。
ところで、このモニュメントは、当ブログで何度も参照している「北海道デジタル彫刻美術館」「北海道の野外彫刻」には載っていません。
どこで知ったのかというと、ネット検索で出てくる、北大生の論文「北海道におけるパブリックアートの志向性の変遷に関する基礎的研究」( http://hdl.handle.net/2115/52040 )に、このモニュメントが列挙されていたのです。
この論文はたいへんな労作で、参考になりますが、全道の野外彫刻などを網羅しきれてはいません。
ただし、今回の件のように、他の文献にないものを掲載していることがあります。
なお、論文の表には、あたかも「大地」「大空」「自然」「歴史」の4点が設置されているかのようになっていたので、現物を見て
「あ、そういうことか~」
と、ちょっと拍子抜けしました(笑)。
論文の表には、設置箇所が「もとえか広場」と記されています。
筆者が清里町で見たかった、もうひとつのモニュメントです。
前述の「天地躍動」から南西に歩いて7分ほど。
生涯学習総合センターの裏手に広がる、広い芝生の「モトエカ広場」に面して、それは立っています。
「モトエカ」とは、ニュージーランドの町の名前で、清里町と姉妹提携を結んでいます。
この広場は、催し物の会場にもなるようです。
モニュメントのタイトルは「風雪に耐えて百年輝く郷土」。
作者は明らかではありません。
その下にある銘板に、次のようにあります。
碑 文
このモニュメントは、清里町百年を記念して建立したものであり、
4本の柱は「大地」「大空」「自然」「歴史」を表現し、大空に飛び
立つ2羽の鳥は清里町の平和と限りない未来への躍進を願いイメージ
したものです。
平成9年9月
清里町長 橋場 博
高さの異なる水色の柱4本がそびえ立ち、隣り合った2本ずつに、それぞれ、銀色の輪がくっついている格好になっています。
その輪の上に、鳥がいまにも飛びだとうとしています。
1本目と3本目の柱、2本目と4本目の柱は、黄色みをおびた、少し幅が広いメッシュの帯のようなものが、斜めに渡されることでつながっています。
遠く雄大な斜里岳が望まれる、すばらしいロケーションです。
ところで、このモニュメントは、当ブログで何度も参照している「北海道デジタル彫刻美術館」「北海道の野外彫刻」には載っていません。
どこで知ったのかというと、ネット検索で出てくる、北大生の論文「北海道におけるパブリックアートの志向性の変遷に関する基礎的研究」( http://hdl.handle.net/2115/52040 )に、このモニュメントが列挙されていたのです。
この論文はたいへんな労作で、参考になりますが、全道の野外彫刻などを網羅しきれてはいません。
ただし、今回の件のように、他の文献にないものを掲載していることがあります。
なお、論文の表には、あたかも「大地」「大空」「自然」「歴史」の4点が設置されているかのようになっていたので、現物を見て
「あ、そういうことか~」
と、ちょっと拍子抜けしました(笑)。
論文の表には、設置箇所が「もとえか広場」と記されています。
(この項続く)