北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

片岸法恵展と春季オホーツク美術展を見に行った4月22日のことなど

2011年04月23日 15時29分16秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 2011年4月21日のこと。

 会社にいると、内線電話が鳴って
「受付にセンショクの方がお見えです」
という。

 受付に行くと、女性がいらして
「センショクの片岸です」
とあいさつをされた。

 このとき、筆者のアタマはたまたま冴えていて
「ああ、法律の法に恵、と書く、片岸法恵さんですね」
と即答できた。

 片岸さんは国展準会員。全道展の工芸部門のベテラン会員でもあり、渋い染めの作品を出品されている。
 そもそも全道展の工芸部門は会員が20世紀末に大量に退会したため、人数が少ない。
 そういうこともあって、名前をおぼえていたのだ。

 以前は、文化女子室蘭短大の教授として勤めており室蘭住まいだったが、同短大が閉校となり、北見市留辺蘂に戻ってきたという。
 やはり同短大で教えていた画家の北浦晃さんに、北見へ転居する話をしたところ、北見にはヤナイというのがいてね…という話になり、わざわざあいさつにいらしたとのこと。

 そして、22、23の両日、市内のお寺で自作を展示するとのこと。

 さっそく22日、会社が休みだったので、出かけてみた。

 まず、北網圏北見文化センターオホーツク春季美術展を見た後、会場の明照寺(北見市北3東9)へ。



 4条通沿いの駐車場に車を止めたが、どこから入っていいのか分からず、うろうろ。
 2条側の家のチャイムを押すと、女性が出てきて、案内してくだすった。
 長い廊下を通って、広間へ。

 その会場では、法然上人の800年遠忌の講演が、午後に行われることになっていて、講壇の左右と、会場の後方に、作品が展示されていた。
 いずれも、天然染料で染めた、非常に渋い茶系統の色合いの紬などの反物である。
 豪華な友禅の美とは対極にあるように思う。

 残念ながら片岸さんはおられなかった。


 春季オホーツク美術展は24日まで。別稿で。


陸人(ろくにん)展(2003年、写真なし)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (わんこ)
2012-06-28 17:11:07
片岸さんご活躍されているのですね。
私の同期です。
たまたまこのブログにたどりつき、知りました。
わんこさん、はじめまして (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2012-06-28 18:02:47
 片岸さん、がんばっておられますよ。

 よろしければ、こちらもご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/h-art_2005/e/d1f591a491f823b9dfe1fd7965e490db

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。