NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

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347号【シリーズ外来種:雷魚、つまりカムルチー】

2006-07-03 20:32:43 | Weblog
紫川で採集した、ベビーサイズのカムルチー。


■カムルチー。
最近はどうなんでしょ。年配の人はよく、「昔はようけおった」というが。

最近の北九州でもまだまだ、見かけることのある外来魚ではある。
紫川水系にもいるが、河川環境のせいか竹馬川水系は多い感じ。


■顧問イノウエにとっては、魚釣りの記憶のかなり初期に登場する魚。
場所は、若松区の頓田貯水池。浮き橋の所で、父親と釣りをしていた。
突然、ぎゅーんと竿が持って行かれそうになって必死に格闘した。

何歳かは忘れたけど、かなり幼い時分。
父親も傍にいて手伝ったんだろうけど、とにかくそいつは釣り上げられた。

  ライギョだ

釣ったブルーギルに食いついたんだろうと言う父親が口にしたその名前。
オサナゴゴロに「なんじゃこりゃ!?」という様子の魚。
スゴイ衝撃があったんだと思う。

こいつは父親によって、橋の欄干にタオルで吊り下げられた。
にもかかわらず、しばらく生きていた。

  これはそんな魚なんよ

というような父親の言葉に、またまた「なんじゃこりゃ!?」


■北九州高校で、かつて中国に修学旅行の引率で行った時、
どこかの夕食会場で見かけた。

トイレを探して広く曲がりくねった店内を歩いていると、
日本の「活魚水槽」みたいなのに泳いでいた。

  あ~、ホントに食べるんだ!

小さい頃の魚のバイブル『ダイワ 釣り魚全集』にも食用だと
書いてあったのを思い出した。

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