くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

三鷹に向かって歩け!

2008-12-19 10:10:27 | Weblog
健康増進のため、
私はその後もウォーキングを毎日続けている。
「あれ、ランニングじゃなかったの?」
というツッコミが全国各地のリポーターから
聞こえてきそうな気はするが、ウォーキングである。
なぜなら10年ぶりで急に走り出したら膝が痛くなったから。
ひさ~しぶりに走るに当たって、
普通のスニーかーでアスファルトの道を走るのは、
やはり身体には相当な負担だったようで、
日常生活でも膝に痛みを感じるようになってしまった。

子供の頃は普通にアスファルトの上を走り回っていたのに、
わしもすっかり歳をとってしまったよ、
と感傷に浸る年齢でもないなと思い出し、
ちゃんとしたランニングシューズを買って
一から出直すことにしたのだった。

ということで私は、某日東京銀座にあるとあるメーカーの
ランニング専門ショップへと赴いた。
そのショップはシューズはもちろん、ウェアやグッズも充実していて、
店内にいるだけで走り出したくなってくる雰囲気だ。
設備も充実していて会員になるとシャワールームや更衣室も使えて、
そこから皇居ランニングに出られたりするらしい。
でもまあ、そんなことは今の私には関係のない話で、
私はただランニングシューズを買いにきたのだ。

子供の頃からスポーツしながら育ってきたんだろうな、
という風貌のさわやか兄さんが、私の接客を担当してくれた。
このショップの店員はシューズのソムリエのような存在で、
機械で足の形、サイズや身体を支えている箇所などを計測し、
ランニングの目的、経験年数なども考慮して、
私に合う最適なシューズを提案してくれるのである。
そして、一足のシューズが選び出された。
そのシューズに出会うために私は銀座まで出てきたわけだが、
どうにも外観がかっこ悪い。
もっとスタイリッシュなシューズを想像していたが、
今の私に合うシューズはそれしかないらしい。
安い買い物でもないし買うかどうか迷ったものの、
今の自分に必要なのはスタイルではないし、買うことにした。

シューズを購入して数日後の膝の痛みも引いた頃、
私は再び三鷹に向かって走り出した。
シューズの底には分厚いクッションが入っているので、
ただのスニーかーよりはだいぶいいのだが、どうにも膝が痛む。
痛みが引くまで幾日待って、また走り出してもすぐ痛む。

健康増進のために走っているのに
ここで無理して選手生命が絶たれてもつまらない。
これは、もはや地道に身体を慣らしていくしかないとの結論に達し、
まずはウォーキングから始めることにした。
ウォーキングといってもダラダラ散歩するわけではなく、
走り出す手前くらいの速度でキビキビと歩く。
その姿は傍目からは多分相当に怪しい。
近所で何か事件があったら、
昨夜不審者を見たと通報されてもおかしくはないだろう。
だが、近いうちにまた走り出す予定なので
不審な目で見られるなくなるのも時間の問題、のはず。

三鷹へ向かって走れ、それまでは歩け!

以上、言い訳と経過でした。
※イラストはイメージです。普通に歩いてます。