2009年8月号 ①のつづきです。
①は、『恋愛ラボ』の感想です。
今月号で、私の「お気に入り」作品が2つも完結してしまいました!
今後、雑誌としての方向性や“色”が変わっていくのでしょうか?
他にも終了しそうな作品が、ちらほら見受けられますし・・・
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●ヨメけん (ほへと丸先生)
いつもどーりに、ゆる~い学園生活・・・なのに、最終回(ToT)
しかも、ここでプール回!
サト部長の水着姿がまぶしいぜ!!
ひなた先生も、水着着てほしかったー!!!
アリカは、絵で見る限りでなら、けっこう凹凸あるのでは?・・・偽装??(ぉぃ
むしろ、ルイさんの方が絵だけなら、ずんど・・・ハッΣ(´Д`;≡;´Д`)キョロキョロ
などなど、いつものよーな『ヨメけん』的日常風景が
くりひろげられております。(水着の話しかしてないよ?)
しかし、これにて完結!
人気者な美人教師・ひなた先生が、じつは家事ベタで
それを隠しながら、花嫁修業をすべく立ち上げた秘密の活動『ヨメけん』!
折り紙部の復活のため、「ヨメけん」乗っ取りをもくろみ入部したアリカとサトや、
家事万能・主婦能力がとびぬけたルイ、運動神経抜群のワイルド少女カナ、
空気のような存在感の男子部員・高崎、その高崎くんを追って入部してきた
令嬢ややといった登場人物たち。
ここらへん、軸となるキャラクターがブレていた印象があったりして、
そのあたりがストーリーの流れの「よどみ」になっていたかも?
なんて思ってしまったりするのですが・・・
それでも私は好きな作品だったのです!
連載開始時からず~っと「お気に入り」で、毎月楽しみにしていたし、
コミックス化を今か今かと待ち続けていた作品だったのに・・・くぅ(>_<)
ふだんはゆる~い雰囲気だけど、時折ビシッと引き締まる話があったりして、
4コマ的にも物語的にも、よい作品であったと思います。
カナさんの退部エピソードや、先生が決意を見せた話など、
「時間が進んでいる」ことを感じさせる話は、とくにお気に入りでした。
ラストもそうした話になるのかと思いきや、そこは『ヨメけん』らしい終わり方。
これはこれで、よい感じの完結・・・だったかな?
ひなた先生の花ヨメ修行の成果や、ややすけ・高崎くん・先生の関係などなど、
まだまだ読み足りない!・・・と個人的には思うのですが、
それでも、これにておしまい!
楽しませていただきました!!!
●ぷちたみ (やちこ先生)
こちらも、最終回!(ToT)
そして、こちらも大好きな作品でしたー!!
瀬崎先生のお見合いです!
生徒たち大好きな瀬崎先生だけど、もし結婚となれば退職するやも?
そんな状況を心配する生徒たち。
お見合いの相手となる男性は、なかなかの好青年。
いや、中身も立派な方ですね。
「自分の奥さんにはできれば 家庭に入ってほしい」
これだけ聞いて、古臭い価値観の頭の固い男やな~、と思っちゃう人も
いるかもだけど、きちんと自分の考えを伝えるのは大切なこと。
それに彼は、だからといって「仕事辞めてくれ」とは言わない人でした。
それだけでなくて、ものすごくお見合い相手(瀬崎先生)のことを、
短い時間の中で理解していた男性だと思います。
たぶん、相手のことを誠実に見極めようとしていたのだろうな~・・・
いや、こんな人、なかなか出会えないのでは?瀬崎先生(^◇^;)
それでも、瀬崎先生の「プチタミ」は・・・生徒たちでした!
それでこそ!・・・という感じですねえ(^O^)
この作品は、「瀬崎先生の生徒たちラブ!」な様子を楽しむ要素が中心。
でも、実際こんな人がいると、慕ってくれる子もいるだろうけど、
距離をとっちゃう子もいると思うんですよね(^^;)
それなのに、この作品世界では「生徒が第1!」と、奇行まじりに張り切る
ある意味〝理想的〟な教師と、彼女を本当に慕っている生徒たち
という関係性が、見事な〈あたたか世界〉を創りあげています。
この雰囲気が本当に好きで、毎月終盤に掲載されている本作品を読むことで、
「まんがホーム」を読んでいるな~・・・なんて実感を味わっていたものです。
ユウヒくんや、中澤さんなどの個性あふれる生徒たちも、
いい味出していましたよ~(o^∇^o)
うーん、この「ぷちたみ」空間をもう味わえないのかと思うと、残念であります!
でも、楽しませていただきました!
③へつづきます。