『Angel Beats!』が面白い。
まだ4話目までしか観れていないけど、これはよい作品の予感。
「死後の世界」へ来てしまった少年が、そこで出会った少女によって「神にあらがう戦い」へ
巻き込まれ、天使が秩序を保つ学校での生活をエンジョイしたり、バトルしたりするお話。
この「死後の世界」には主人公をはじめとして、おそらく生前なんらかの不幸があったり、
心残りをもつ者たちが集まって来ていると思われます。
彼らが「成仏」するためには、天使のつくりだす秩序のもとで整然と学園生活を送るか、
もう1つの条件をクリアすることが必要・・・らしい。
こうしてみると、私の好き作品『灰羽連盟』との共通点を有しているという印象。
「灰羽」は明言こそされていなかったものの、「死後の世界」が舞台であることは
薄々感じられるし、そこに住む灰羽たちが生前に不幸・不吉な死を迎えたであろうと
推察できたりします。そして、彼らがその世界から「消えてしまう」というのも同じです。
ただ、「A B」の神にあらがう少女は、その押しつけがましい秩序に反発し、
理不尽なその「世界」に反旗を翻しており、主人公の少年はその戦いに巻き込まれてゆく
のですが・・・
これらのことから、両作品は「死後の世界」おそらくは「辺獄」にて、祝福されなかった魂が
何らかの過程を経て救済されるテーマを持つことが、察せられます。
(とはいえ、両作品にはこうした共通点があれども、物語としては別物です)
つまり、「灰羽」とは異なる物語でありつつも共通点をもつ「A B」は、
私好みの作品となる可能性大! ゆえに、今後が楽しみという結論に至りました。
OP・EDも、かなり好きです。 とくに、OPのピアノ・イントロが心の鼓膜に響く~!
そして、「A B」の舞台となる「学校」という場所は、現実の少年少女たちにとっての
閉鎖空間でもあることを考えると、そこは単純に「死後の世界」という意味合いだけをもつ
ものではないのでしょう。
「辺獄」からの救済物語は、「閉鎖空間」での生き方の物語ともいえるのかもしれません。
『閃光のナイトレイド』の第7話がウェブ配信て、どゆこと?
第7話「事変」がサイトでの無料配信になって、TVでは特別編放送て、どゆこと・・・?
5月18日~30日までの期間限定配信とのこと。
やはり「満州事変」を描くということで、いろいろ配慮しているのか、とも考えたんですけど、
ウェブ配信の方が“色んな人”に観られそうな気もするし・・・・・・むしろ、そこが狙い?
単に、DVD売上増加計画かもしれませんけどね、というのはうがち過ぎか(^^;)
う~ん、私としてはTVで観たかったですね~。
などなどボヤいてしまったけれど、「ナイトレイド」楽しんでおります。
時代も舞台設定も興味深いですからね・・・あまり不用意な発言できないとこですけど。
とくに第6話は面白いこと言う人が色々出てきて、楽しかったです。
まあ、そんなことは抜きにしてもというか、抜きに考えた方が素直に楽しめると思うので、
第7話「事変」、楽しみです!
『四畳半神話大系』も、けっこう面白いよね?
この作品は一種の「ループもの」なんですかね?
正確には「やり直しで別の人生を生きている」感じですけど・・・
話の最後に、時間が巻き戻される描写がありますからね。
キーになるのは「約束」なのかな?
占い師の老婆は常に存在して、道を指し示しているような示していないような感じですけど、
話が進むごとに料金UPしていることから、彼女はこの世界の法則を理解しているのか?
ちょっとよくわからないけど、テンポの良いノリが観ていて心地よい作品です。
どんなカラクリで、どんな内容の話なのか、けっこう楽しみだったりします。
あと、同じ「ノイタミナ」枠の『さらい屋五葉』もよいですね。
こちらは雰囲気とか、醸し出される不思議な艶っぽさが魅力かな。
いずれにせよ、いろいろ面白いです!