五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◇ アニメつれづれ・・・

2010年05月14日 | ◇アニメ 感想

 

Angel Beats!が面白い。

 まだ4話目までしか観れていないけど、これはよい作品の予感。

 「死後の世界」へ来てしまった少年が、そこで出会った少女によって「神にあらがう戦い」へ

 巻き込まれ、天使が秩序を保つ学校での生活をエンジョイしたり、バトルしたりするお話。

 

 この「死後の世界」には主人公をはじめとして、おそらく生前なんらかの不幸があったり、

 心残りをもつ者たちが集まって来ていると思われます。

 彼らが「成仏」するためには、天使のつくりだす秩序のもとで整然と学園生活を送るか、

 もう1つの条件をクリアすることが必要・・・らしい。

 

 こうしてみると、私の好き作品『灰羽連盟』との共通点を有しているという印象。

 「灰羽」は明言こそされていなかったものの、「死後の世界」が舞台であることは

 薄々感じられるし、そこに住む灰羽たちが生前に不幸・不吉な死を迎えたであろうと

 推察できたりします。そして、彼らがその世界から「消えてしまう」というのも同じです。

 

 ただ、「A B」の神にあらがう少女は、その押しつけがましい秩序に反発し、

 理不尽なその「世界」に反旗を翻しており、主人公の少年はその戦いに巻き込まれてゆく

 のですが・・・

 

 

 これらのことから、両作品は「死後の世界」おそらくは「辺獄」にて、祝福されなかった魂が

 何らかの過程を経て救済されるテーマを持つことが、察せられます。

 (とはいえ、両作品にはこうした共通点があれども、物語としては別物です)

 

 つまり、「灰羽」とは異なる物語でありつつも共通点をもつ「A B」は、

 私好みの作品となる可能性大! ゆえに、今後が楽しみという結論に至りました。

 OP・EDも、かなり好きです。 とくに、OPのピアノ・イントロが心の鼓膜に響く~!

 

 そして、「A B」の舞台となる「学校」という場所は、現実の少年少女たちにとっての

 閉鎖空間でもあることを考えると、そこは単純に「死後の世界」という意味合いだけをもつ

 ものではないのでしょう。

 「辺獄」からの救済物語は、「閉鎖空間」での生き方の物語ともいえるのかもしれません。

 

 

閃光のナイトレイドの第7話がウェブ配信て、どゆこと?

 第7話「事変」がサイトでの無料配信になって、TVでは特別編放送て、どゆこと・・・?

 5月18日~30日までの期間限定配信とのこと。

 

 やはり「満州事変」を描くということで、いろいろ配慮しているのか、とも考えたんですけど、

 ウェブ配信の方が“色んな人”に観られそうな気もするし・・・・・・むしろ、そこが狙い?

 単に、DVD売上増加計画かもしれませんけどね、というのはうがち過ぎか(^^;)

 う~ん、私としてはTVで観たかったですね~。

 

 などなどボヤいてしまったけれど、「ナイトレイド」楽しんでおります。

 時代も舞台設定も興味深いですからね・・・あまり不用意な発言できないとこですけど。

 とくに第6話は面白いこと言う人が色々出てきて、楽しかったです。

 

 まあ、そんなことは抜きにしてもというか、抜きに考えた方が素直に楽しめると思うので、

 第7話「事変」、楽しみです!

 

 

四畳半神話大系も、けっこう面白いよね?

 この作品は一種の「ループもの」なんですかね?

 正確には「やり直しで別の人生を生きている」感じですけど・・・

 話の最後に、時間が巻き戻される描写がありますからね。

 

 キーになるのは「約束」なのかな?

 占い師の老婆は常に存在して、道を指し示しているような示していないような感じですけど、

 話が進むごとに料金UPしていることから、彼女はこの世界の法則を理解しているのか?

 

 ちょっとよくわからないけど、テンポの良いノリが観ていて心地よい作品です。

 どんなカラクリで、どんな内容の話なのか、けっこう楽しみだったりします。

 

 あと、同じ「ノイタミナ」枠の『さらい屋五葉』もよいですね。

 こちらは雰囲気とか、醸し出される不思議な艶っぽさが魅力かな。

 いずれにせよ、いろいろ面白いです!

 

 


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